差が見え始めたときの不安
6年生になると、算数のテキストは一気に難しくなりました。特にテキストの後半は理解が追いつかず、授業の進度も速かったため、宿題を終わらせられない日も出てきました。
さらに夏期講座以降は過去問中心の学習になり、周りとの実力差がはっきりと見えるようになっていきました。
国語や社会では比較的点数が取れる一方で、算数や理科は思うように伸びず、模試の偏差値も安定しませんでした。
「このままで大丈夫なのか」という不安を抱えながら、日々の勉強に向き合っていました。
限られた時間で戦うために
僕は算数と理科が苦手でした。苦手な教科はどうしても時間がかかってしまいます。しかし、入試が近づくにつれて「一分一秒も無駄にできない」と強く感じるようになりました。宿題の量も増え、すべてに丁寧に時間をかけることが難しくなっていきました。
そこで、限られた時間をどう使うかを考え、特にミスが多い問題や苦手な単元に絞って重点的に取り組むようにしました。また、他の教科の過去問の直しも、できるだけ短時間で効率よく進める工夫をしました。
すべてを完璧にやろうとするのではなく、「どこに力を使うか」を意識することが大切だと気づきました。
合格に近づくための行動
僕の第一志望校は、広大附属中学校でした。特に不安だった算数について、先生に「合格するためにはどんな勉強が必要か」を相談しました。すると、「志望校の過去問に加えて、他校の問題にも慣れておくことが大切だ」と教えていただきました。そこからは、広大附属中の過去問に加え、他の学校の問題にも積極的に取り組みました。
さらに、授業後には必ず質問に行き、疑問を一つずつ解消していきました。気づけば、22時まで残って質問することが習慣になっていました。
先生方はいつも親身になって向き合ってくださり、その支えがあったからこそ、不安を乗り越えていくことができたと思います。
1点をつかむためにできること
これから受験に向かうみなさんへ伝えたいことがあります。それは、「先生にたくさん質問すること」です。
質問を重ねることで、少しずつ「わからない」が減っていきます。そして入試では、その一つひとつが得点につながります。合否は、わずか1点で分かれることもあります。その1点は、もしかすると一回の質問で得られるものかもしれません。
また、限られた時間を有効に使うために、優先順位をつけて学習することもとても大切です。受験生活はつらいことも多いですが、最後まであきらめずにやり抜いてください。その先に、必ずチャンスがあります。心から応援しています。




