上がっては落ちる、その繰り返し
一番大変だったのは、成績が安定しなかったことです。
一度良い成績を取ると気がゆるんでしまい、その次には大きく落ちてしまう。その波が、小学4年生から受験直前までずっと続いていました。「次こそは」と思って努力しても、思うように点数が伸びないこともあり、苦しい時間が何度もありました。それでも、志望校の過去問で良い点が取れたときは、飛びはねたくなるくらいうれしかったです。その喜びが、「もう一度あの気持ちを味わいたい」というモチベーションになっていました。
振り返ると、大変だったこと以上に、そのうれしさのために頑張ってきてよかったと感じています。
合格したいという「思い」を力に
私は行きたい学校がはっきりしていました。
その学校のパンフレットを何度も読み、「ここに通うんだ」と思い描きながら勉強していました。時には、家族に「◯◯中学校に行くために勉強してくる!」と宣言して、自分を追い込むこともありました。実際にその学校に通っている自分を想像し、「絶対にこうなる」と信じて勉強する。このイメージが、自分を前に進ませてくれたと思います。
もしまだ行きたい学校が決まっていない人は、自分なりのご褒美を設定するのもおすすめです。「何点以上で○○」という小さな目標でも、やる気を引き出すきっかけになると思います。
小さな徹底が、大きな差になる
算数の先生に言われた「計算問題は必ず2回解く」という言葉は、私の答案を何度も救ってくれました。
計算と文章問題の配点が近い学校も多く、算数が得意ではなかった私にとって、計算問題はまさに“砂漠の中のオアシス”のような存在でした。2回解くことでミスに気づくことができ、確実に点数を積み重ねることができました。
また、入試当日の朝、先生方が早くから来て応援してくださったことも、忘れられません。その姿を見て、「ここまで支えてもらってきたんだ」と感じ、大きな安心と自信につながりました。
経験を重ねてきた先生方の言葉は、本当に的確で大切なものばかりです。ぜひ素直に受け止めてほしいと思います。
努力は、必ず自分に返ってくる
これから受験に向かうみなさんへ。
今、たくさんの我慢や努力を重ねていると思います。ときには、精神的につらくなることもあるかもしれません。
でも、受験当日は本当にあっという間にやってきます。そして、そのときの結果は、これまでの自分の積み重ねがつくるものです。今の努力は、決して無駄にはなりません。大変な受験勉強を乗り越えた先には、きっと楽しい中学校生活が待っています。後悔のないように、体調に気をつけながら最後まで頑張ってください。心の中で全力で応援しています。中学校で待ってるよ!




