覚えられない苦しさと向き合って
私にとって一番大変だったのは、「暗記」でした。
特に社会は後回しにしてしまうことが多く、いざ覚えようとしたときには量の多さに圧倒され、なかなか頭に入らず苦しい思いをしました。それでも、あきらめずに続けることができたのは、一緒に頑張る友だちや、いつも真正面から向き合ってくれた先生方の存在があったからです。支えてくれる人がいるという安心感が、何度も心を立て直してくれました。
そして、思い切って結果が良くなかった教科に集中して取り組んだところ、次のテストで成績上位者に名前が載るまでに点数を伸ばすことができました。そのとき初めて、「努力は裏切らない」という言葉を、自分の経験として実感することができました。
続けるための、自分なりの工夫
受験勉強を続けていく中で、私は「続けるための工夫」を大切にしていました。
長時間やり続けるのではなく、定期的に休憩をはさみ、本を読んだり、eチェックをしたり、友だちと話したりして気持ちをリセットしていました。また、「この時間は集中する」と決めて勉強することで、自然とやる気や集中力が高まる感覚もありました。時間を区切ることで、メリハリのある勉強ができたと思います。さらに、語呂合わせを使って覚えるなど、少しでも楽しく学べる工夫を取り入れることで、苦手な教科にも前向きに取り組めるようになりました。
こうした小さな工夫の積み重ねが、結果として成績アップにつながっていったのだと思います。
焦らないことで見えたもの
先生がおっしゃっていた「できなくてもあせらなくていい。自分ができない問題は周りの人もできないはずです」という言葉が、とても心に残っています。
それまでの私は、わからない問題に出会うと頭が真っ白になり、その場で止まってしまうことがよくありました。そして、そのまま時間だけが過ぎていくこともありました。しかし、この言葉をきっかけに考え方が変わりました。わからない問題にこだわりすぎず、まずは解ける問題から取り組む。その判断ができるようになったことで、テスト中も落ち着いて行動できるようになりました。
焦らず、自分の力を出し切ること。その大切さに気づけたことは、大きな成長だったと思います。
小さな積み重ねが未来をつくる
受験勉強は、毎日の積み重ねがとても大切です。特に暗記は、一度に覚えようとするのではなく、5分でも10分でもよいので、毎日続けることが力になります。また、勉強の合間に休憩を入れたり、友だちと話したり、本を読んだりして、うまく気持ちを切り替えることも大切です。メリハリをつけることで、長く頑張り続けることができます。そして、わからない問題はそのままにせず、先生に積極的に質問していきましょう。一つひとつの「わからない」を減らしていくことが、自信につながります。
自分に合った方法で、継続して努力を重ねていってください。きっとその先に、大きな成果が待っています。




