愛情レシピ

母の援護射撃★【肉巻きおにぎり】

新年を迎え、いよいよ受験シーズンのスタートです。

今年度はコロナウイルスももちろんですが、インフルエンザや胃腸炎などのウイルス系が早い時期から流行ってしまい、なかなか気の抜けない受験期です。例年、受験時というものは健康に敏感になるものですが、そんな中で受験に立ち向かって行くお子様にとってストレスは半端ないものだと思います。とにかく、しっかり栄養と休息を取らせないと…と思ってしまう親心も大変な葛藤だと思います!“頭の良くなる食事”ということで、「何かを食べたから頭が良くなる」ということではなく、バランスよく食事を摂ることで健康になり、結果的に頑張れるカラダや頭(脳内)になるということで、【食事のケア=体調のケア】が受験期におけるお母様からの最大の援護射撃!ということになると思います。

しっかり食事を取らせるためには、栄養バランス=食事バランスが整った『一汁三菜』(日本型食生活)が大切だと言われます。

わかってはいても塾のある日など毎回家での食事は難しくなってくるのがこのシーズンです。すべての時間を惜しんで、勉強に頑張っているお子様たちですから、そんなお子様のためにも簡単に食べられて塾のお弁当にも最適なおにぎりでひと工夫を考えてみました!そのおにぎりとは、宮崎のB級グルメでひと時人気となり、お馴染みとなった【肉巻きおにぎり】~♪

こんがり焼いた豚肉に甘辛いタレが絡んだ、やみつき必須のおにぎりです。

おにぎりのごはんにはいろいろな具材を取り混ぜて、薄切りのお肉で包むので、栄養価のアップは間違いなしです。脳の栄養補給には、お米のブドウ糖が大切ですし、脳のスタミナにはお肉が大切なんです!豚肉を使えば、疲労回復効果も望めますから、ワンハンドで簡単に食べられて、お子様に喜んでもらえ、笑顔満点になる【肉巻きおにぎり】は、束の間の癒し気分に浸ってもらえる一品だと思います。笑顔や笑うことは、免疫力もアップしてくれますから一石二鳥かも(!?)です。

今回はおにぎりの具材として、前回のコラムで提案しました“合格ひじき”を混ぜました。

他にも長ネギや大葉を刻んだもの+白ごま、カットしたチーズ+刻んだたくあん、ちりめんetc.とても美味しいですよ。うずらの卵をごはんで包んでもテンションUP~♪です。

【肉巻きおにぎり】  4~5個            

・ごはん    お茶碗2杯分 *まぜる具材はお好みで!~今回は“合格ひじき” 

・豚薄切り肉  2~3枚使用(1個につき) ~牛の薄切り肉でもOK!

・塩こしょう (肉の下味用)  少々

・ごま油    大さじ1程度     

★タレ用合わせ調味料 ~合わせておく!

・醤油&酒 各大さじ1 

・みりん&水 各大さじ2

①食材を混ぜたごはんでおにぎりを作る。

 ※固めに握るのが、ポイントです。

②ラップにお肉を広げて下味をし、①をのせて、おにぎりが見えなくなるまで隙間なくしっかりと肉を巻く。

 ※その後、ラップを使って、さらにギュッと握っておくのもポイント!です。~崩れずにキレイに仕上がりますよ♪

③ラップを外した肉を巻いたおにぎりに、薄く薄力粉をまぶす。(分量外)

④ごま油をひいた中火のフライパンで、肉の巻き終わりを下にして焼き目がこんがり付くまで動かさずに焼いていく。焼き目が付いたら次の面次の面と転がしながら焼いていく。

⑤肉に火が通ったらタレを加えて煮絡め、味をしみこませてできあがり!

★ポイントは長く焼きすぎないこと!全体に照りが出たら完成です。

★お好みで、白ごまを散らしてもOK!

★おにぎりを作る時にうずらの卵を入れて握ってもアレンジおにぎりができます。

★タレを市販の焼肉のタレや生姜焼きのタレ、あるいはめんつゆを使っても時短になり美味しいですよ。

 

結論から言いますと、受験勉強中は、ブドウ糖の摂取は必要不可欠!

脳は、ブドウ糖を一日に120g、1時間に5g消費し、摂取糖分の3割も消費をするそうです。とにかく、いかにしてブドウ糖分を摂取させるかということが、お母様の最大の援護射撃にかかっています~♪