愛情レシピ

脳の即効エネルギー源=【羊羹】

お勉強や仕事にとって一番大切なのは「脳」の働きです。

「脳」が疲れると集中力が落ち、思考や判断力も鈍ってしまいます。“午後になると甘いものが欲しくなってくる~~”というのはそのためかも知れません。

そんな「脳」をしっかり働かせるには、脳の栄養である‘糖分’の補給が必要なのです。

前回のコラムでもお話をさせていただきました『食事と食事の間に取る食べ物=“補食”』!小中高生、特にスポーツを頑張るお子様や脳の活性化が必須の受験生にとっては、朝昼晩の三食では摂取しきれない必要な栄養を補う食事だと捉えます。

『補食選びのポイント』は、

・低脂肪

・必要な栄養素が摂取できること

・手軽さ、携帯性

「脳」への栄養補給やリフレッシュ目的なら、なんと【羊羹】!が良いのだそうですよ。

【羊羹】は、一般的に小豆を主体とした餡を型に流し込み、寒天で固めた和菓子です。

寒天の添加量が多く、しっかりとした固さの‘練り羊羹’と、寒天が少なく柔らかい‘水羊羹’があります。寒天は、天草という海藻からできていて、植物性でノンカロリーなので、デザートやおやつに用いるには最適なのだとか。

【羊羹】の材料は大半が砂糖と小豆です!材料の多くが砂糖でできているということは、効率よく糖分の補給ができると言えるので、【羊羹】を食べて30分もすれば、リフレッシュできるそうですよ。

また、【羊羹】の主体である小豆には、糖質をエネルギーとして利用するのが早い特徴があり、疲労回復といった症状を改善してくれる効能があるということで、豚肉や鰤といった食品にも含まれるビタミンB1を多く含んでいるそうです。

そして、【羊羹】には、ドーナツやパンなどとは違い、油分がほとんど入っていないため、食べても太りにくいのだとか。

【羊羹】は「即効的なエネルギー源」で、疲れた際に摂取する食品として、栄養面から考えてもBEST!な食べ物なのです。

東京オリンピックの折にも‘コンビニ’が重宝されたという話題がありましたが、‘コンビニ’で売っている【羊羹】は「最高のガソリン!」という外国人のファンも多かったのだそうです~♪

そんな、【羊羹】の効能が手軽に得られるように、今回は、ご家庭でも簡単に手作りできる【水ようかん】のレシピをご紹介します。お子様にも手軽に栄養を補給してもらい『脳の即効エネルギー源』として取り込んでもらえるように選びました!

【水ようかん】  4~5人分

・こしあん   200g

・粉寒天      3g

・水      300g

・塩       少々(小さじ1/10程度)

①鍋に水と粉寒天を入れて、よく混ぜ溶かし、火にかけて沸騰したら、さらに中~弱火で1分混ぜながら煮る。

②火からおろして、こしあんと塩を入れ、よくかき混ぜる。(粗熱が取れるまで)

③あんが沈まなくなったら(あっという間ですよ!)、型に流し入れ、冷蔵庫で1~2時間冷たく冷やしてできあがり。

あっさりしていて、ひんやりとしているので、あんこが苦手なお子様でも美味しく食べてもらえそうです~♪頭もすっきり&シャッキリ!して、頭&カラダの栄養になること間違いなしです。