愛情レシピ

カラダの調子を整える!鍋のススメ

長い長いコロナ禍の生活に、またひとつお子様にとっても重大なデルタ株が加わっての新学期スタートです。

気分転換もできないまま、やる気がでなかったり疲れやすくなったり、また食欲不振やカラダのだるさなど覚える方も多いことでしょう。コロナに負けないためにもカラダの調子を整えて免疫力をアップさせることは、大きなポイント!のように感じています。

それでもなく、残暑だったり気温変動の大きいこの時期は、“体調を崩す鬼門”です。

さてさて、どのような事に気をつけたら良いのでしょうか。

疲労感やストレスの蓄積が、その結果アレルギー反応や自律神経の乱れなどを起こすと言われていますので、冷たい物を取り過ぎてカラダが冷えると新陳代謝の機能が低下し、また自律神経の失調により急激な気温の変化に対応できずに体調に悪い症状が出てしまうとのことです。と言うことは、対策としては、カラダの温度差をなくす事~(!?)。

食品面でのカラダの冷え対策も重要ですから、対策のひとつとして‘熱~い【ちゃんこ鍋】’をオススメします。

【鍋】は、一般的には冬の食べ物のイメージですが、大相撲の力士は季節に関係なく一年中食べています。アスリートは試合やトレーニングなどにより、カラダだけでなく内臓も疲れている場合があり、また冷えによる血行不良から胃の吸収力が低下して栄養不足になりがちなのだとか。【鍋】にすることで、カラダが温まって血行がよくなり、野菜等を生で食べるより消化が良くなります。

さらに、カラダの調子を整えるのに必要な栄養素はビタミンですから、【鍋】にしてたっぷりの野菜や肉等の食材を食べられるということは、たくさんの栄養をバランス良く摂り込むことができるということです。【鍋】に入れる食材によっては、栄養&効果は群を抜いて変わって来ますから、冷蔵庫内の余った食材をアレコレ考えながら使い回すのもちょっぴり楽しい感じもします。

そこで、今回は『今日の【ちゃんこ鍋】』と題しまして、まずは、【ちゃんこ鍋】に使った食材の栄養&効果を説明します。

*鶏のささみ=たんぱく質の他、肌のハリや艶を保つコラーゲンを多く含むので、肌乾燥の予防効果があります。季節の変わり目の“カイカイ”が減って気分も落ち着くはずです。

*ほうれん草、人参=ビタミンAが含まれ、皮膚や喉、鼻などの粘膜を守り、風邪の予防にも役立ちます。(現在、ほうれん草等葉野菜が高騰しているので、冷凍野菜です)

*キャベツ=ビタミンCが多く、風邪予防をはじめ、疲労回復効果があります。

*エノキ茸=きのこ類全般ですが、ビタミンB1、B2、食物繊維を多く含み、冷え症やダイエットにも効果があります。

*木綿豆腐=不足しがちなカルシウムを多く含み、たんぱく質強化でエネルギーUP&持久力をUPします。

*出汁は“しょうが白湯”=‘鍋の素’を使いました。(簡単にできるのがお鍋の良いところです)そこに生姜の千切りをたっぷりと入れて、発汗作用でカラダをポカポカにしながら代謝をアップします。

*白ごま=たっぷりと振りかけて、ビタミンの吸収を高めるミネラル効果を発揮します。

野菜を加熱することで、ビタミンB1が水に溶けやすくなるので、鍋の出汁ごと食べることで、栄養成分がカラダに取り入れやすくなるのが、【ちゃんこ鍋】の良いところですね!

 

『今日の【ちゃんこ鍋】』

・鍋の素のポーション  適量

・今日の食材      適量

 鶏のささみ、ほうれん草、人参、キャベツ、

エノキ茸、木綿豆腐、生姜、白ごま

 

 

【ちゃんこ鍋】がなぜオススメなのか、少しわかっていただけたでしょうか(!?)

【ちゃんこ鍋】は栄養バランスが良く、低カロリーで良質なたんぱく質も取れるので、風邪予防にもアスリートのようなエネルギー強化にも優れた料理です。お相撲さんが一年中元気で闘えて、またお肌も美しい~♪のは、【ちゃんこ鍋】でカラダを温めながら汗もかきかき体調を整えているからなのだな~、と私は思います。