愛情レシピ

気になる”ズッキーニ”!

ここ数年で一般的になった感のある野菜のひとつに”ズッキーニ”があります。

見た目は胡瓜のような”ズッキーニ”は、胡瓜の仲間ではなくカボチャの一種!

その成長過程はカボチャとよく似ていて、皮を固くし、形を丸くしたらカボチャの実にもよく似ています。

カボチャとの違いは、実が完全に熟し切る前に収穫する点と、中に空洞ができない点なんだそうです。

そんな”ズッキーニ”の気になる栄養価ですが、栄養価の中で特に多いのが、ビタミンB群とビタミンAの一種であるカロテンです。 また、ビタミンCや食物繊維、カリウムも豊富に含んでいます。

これらの栄養がもたらす気になる効果ですが、次のようなものがあります。

【カリウム】 むくみの原因となるナトリウムを排出させる役割があります。

 カリウムが不足すると食欲不振を招いたり、足がつりやすくなってしまいます。

 食欲不振等は夏バテの原因にもなるため、意識して摂取したいものです。

【ビタミンB群】 皮膚などの粘膜を元気にし、疲労回復を助ける効果があります。

 不足すると、吹き出物や口内炎ができたり、夏バテの原因となるため、しっかり摂取しましょう。

【カロテン】 体内でビタミンAに変わり、目の疲労回復や視力回復に役立ち、免疫力アップにも効果があります。

【ビタミンC】 美白効果やお肌のコラーゲンを作り出す効果があり、さらには白血球を元気にする作用があって、病気に負けないカラダ作りに役立ちます。

 

“ズッキーニ”は、このように夏バテの解消にも役立つ、夏こそたくさん食べたい野菜だ

ったんですね。

“ズッキーニ”の食べ方としては、南仏料理のラタトュイウが有名ですが、クセがなく淡

泊な味わいなので、茄子のように様々な料理に活用できます。 煮崩れしにくいため、煮

込んでカレーやスープ、天ぷらやフライ等の揚げ物、お味噌汁の具などにもオススメ!

トマト味、醤油味、味噌味など、どんな味付けにも合うので、普段の料理にも活用したい

ものです。

今回は、暑くてジメジメな夏を乗り切るレシピとして、「冷やし麺」にチャレンジです。

【ズッキーニと豚肉のあえ麺】です。 中国料理においては、おふくろの味なんだそうで

すよ!

 

【ズッキーニと豚肉のあえ麺】 2人分

・ズッキーニ   200g(1本)

・豚バラ肉(塊) 150g

・サラダ油   大さじ1

・醤油     大さじ1

・生姜(みじん切り)  小さじ1

・白ネギ(みじん切り) 大さじ1

・紹興酒(料理酒でOK)大さじ1

・塩      小さじ1

・ごま油    小さじ1

・中華麺    2玉

・貝割れ菜・パクチー等 適量

①ズッキーニと豚バラ肉は、各々1㎝角に切る。

②フライパンにサラダ油を熱し、豚バラ肉を入れて強火で軽いキツネ色になるまで炒める。

③醤油、生姜、ネギ、紹興酒を順に入れ、それぞれ炒め合わせて、さらにズッキーニと塩を加えて、炒め合わせる。

④蓋をし、中火に落として、ズッキーニに火が通るまで、約3~4分ほど蒸し煮にする。

⑤ごま油を加え、ひと混ぜしたら火を止めて、ボウルに移して冷ましておく。

⑥鍋にたっぷりの湯を沸かし、中華麺をゆでる。 ザルに取って水洗いして冷たくし、しっかり水気を切る。

⑦器に麺を盛り、④をのせて、お好みで貝割れ菜やパクチーをトッピングしてできあがり!