愛情レシピ

縁結びのパワーフード

 

11月は「神在月」!

これは出雲大社のある島根県出雲地方でのことです。出雲地方では、11月は旧暦の10月にあたるため、八百万の神様が日本中からお集まりになられるこの月は「神在月」となります。(基本の10月は「神無月」です!)

白石学習院と出雲大社は切っても切れないご縁があって、毎年各教室の先生方が出雲大社を参拝して‘合格絵馬’を奉納して合格祈願をしてくださっています。

出雲大社は『縁結び』の神様として有名ですが、『縁』というのは、男女の仲だけではなくすべての事が幸福であるための『縁』で結ばれることを指していると言われています。

もちろん受験生の皆さんにとっては、幸福な人生に向かっての「良い進路にご縁が繋がっていきますように!」という祈願になりますね。

 毎日お勉強に頑張っておられる受験生の皆さんにも、縁結びのパワーを少しだけでも感じていただきたくて、出雲大社や伊勢神宮の参道のお店でいただける人気グルメを、ご家庭でも簡単に再現して味わってみませんか。 

 

Ⅰ 出雲神在=‘ぜんざい’

出雲地方は、「神在」と書いて‘ぜんざい’と方言で発音する、まさに‘ぜんざい’の発祥の地なのですよ。「出雲ぜんざい」です!

  

【出雲ぜんざい】  2人分

・茹で小豆(砂糖入り) 1缶(1袋)

・水          200ml(茹で小豆と同量で)

・塩          ひとつまみ

・お餅、栗の甘露煮等  お好みで

①鍋に茹で小豆と水を入れて火にかけてひと煮立ちする。(アクが出るようであれば取る)

②弱火にして塩で味を調味する。~甘味はお好みで砂糖を入れて調整してください!

③お餅は焼いたり、茹でたりをお好みで! 栗と共に器に盛り付けてできあがり。

 

Ⅱ お伊勢詣の‘赤福’

お伊勢参りに欠かせない赤福餅。餅を小豆のこしあんで包んだあんころ餅です。

餡の表面の筋目が特徴的な赤福ですが、これは伊勢神宮の神域を通る五十鈴川の川の流れを表しているのだとか。最強のパワースポット伊勢神宮詣での気分を赤福でどうぞ!

 

【赤福風☆あんころ餅】

・ご飯         適量

・こしあん(砂糖入り) 1缶(1袋)

・塩          ひとつまみ

①ご飯はすり鉢でなめらかになるまですり潰す。

~お好みのなめらかさでOK!です。

②①を食べやすい大きさに丸めておく。

③こしあんと塩を鍋に入れて火を通し、扱いやすい固さになるまで煉る。

④③をお餅の数ほど等分し、ラップの上に平たく広げる。②をまん中に軽く押し入れたら、ラップごと丸くなるように包んで形を整える。

⑤ラップから取り出し、ヘラで筋目をつけるように成形してできあがり!

 

‘ぜんざい’も‘赤福’も、お米のパワーと小豆のパワーがダブルで取り込めるお勉強で頑張っておられる皆さんに日頃からぜひとも食べていただきたい『パワーフード』なんです。

お米=もち米は、唯一の頭=脳のエネルギー源で、【頭の良くなる食材】のひとつ! 

そして、ぜんざいやあんこの小豆は、糖質をエネルギーに変える作用が【最強の食材】なので、頭脳をフル回転させてくれる“ぜんざい”“赤福”なのです。

きっと、底力がみなぎってくること間違いなし!の【縁結びパワーフード】です。