合格体験記

【2024年度合格】I・Mくん

  • 修道中
  • 広島城北中
  • 広島なぎさ中

 僕は、四年生の夏ごろから塾に通い始めました。最初は全く勉強に追いつけなくて大変でした。塾でもなかなかなじめず、今振り返れば四年生の時期が一番苦労していたと思います。そのような生活を送っているうちに、僕にとって初めての模擬試験がやってきました。結果は、算数がボロボロで国語はまぁまぁでした。そこからいっぱい模擬試験を受けてきてわかったことは、点の差がありすぎることです。いい点を取ったと思ったら次の試験では悪い点を取ってしまう。そんな状況を繰り返す理由をこれまでの試験の結果を見ながら考えると、やはり原因は算数であることが分かりました。算数を上げよう、そう決意をしたらいつの間にかもう五年生。そのころは、本当に受かることができるのかと不安になってきました。僕はこの不安こそ最大の武器になると思っています。不安があるからこそ努力できる。自信がないからこそ取り組める。そう胸にきざみ頑張りました。大事なのは基本。僕はいきなり難しい問題に取り組むより基本演習をして学力を磨く方がよっぽど価値があると思います。最も基本に取り組むことができたのは六年生の夏。そこで渡される、算数の基本のチェックを全力で解きました。するとなんと成績がぐんと上がったのです。過去問でも最初は全く取れなかったテストが取れるようになりました。そこで気づいたのは一日何時間もかけて勉強するより、コツコツコツコツ少しずつ取り組む方が確実に実力を上げられるということです。それを繰り返すこと約四か月。実力も安定して落ち着いてきました。安定したといってもVやFに上がったというわけではありません。でも努力すれば受かります。もし今成績が全く上がらない人がいれば、それは自分としっかり向き合っていないだけです。自分たちを支えてくれている親や先生に感謝し、自分を信じて頑張ってください。応援しています。