愛情レシピ

【鯛めし】で、春のお祝い飯

Spring has come!

桜も満開で、何かとお祝い事の多い“春”のシーズンです。

このウキウキする気持ちをお家の食事でも反映できて、ちょっぴり普段よりは豪華だけど簡単にできるご飯は、~~(!?)と考えました。

春の旬の食材である「鯛」!

昔から縁起のよい食べ物として、塩焼きや姿煮etc.いろんな場面で食卓に上ることも多いかもしれませんが、やっぱり心華やぐ“お祝い飯”には「鯛」かな~(!?)と思います。

そんな「鯛」を使って、炊飯器で簡単に作れる【鯛めし】はいかがでしょうか。

【鯛めし】は愛媛県に伝わる郷土料理のひとつです。

鯛は瀬戸内海近海等で漁獲され、『魚の王様』とも呼ばれる高級魚!

また、‘めでタイ’とも言われるように、おめでたいお祝いの席に登場することも多い、縁起の良い魚です。また、「鯛」の栄養は、ご存じのDHAやEPAの効果で、血液をサラサラにする働きがあることから脳の活性化にもバッチリで、たんぱく質が多く含まれる魚介類なので免疫機能を正常に保つ働きがあると言われていて要注目!の食材でもあります。

こんな「鯛」を使った【鯛めし】の栄養は、お茶碗一杯でも、炭水化物・タンパク質はもちろんのこと、ビタミンAやB、食物繊維やミネラルの中でもカリウムが多く含まれますので、エネルギーの維持や疲労回復、疲れ目や夜間の視力低下を防ぎ、おまけに便秘にもよいという、まさにお勉強に頑張っているお子供様にはバッチリ!のご飯なんですよ~♪

【鯛めし】と聞くと、焼き上げた鯛を一匹丸ごと土鍋に入れて、ご飯と一緒に蒸し上げる料亭のイメージで、‘なんだかな~~’、と思われるかもしれません。

でも、あくまでそこはお家ごはん~!です。もっと簡単に「鯛」の切り身を使って、炊飯器で炊き上げて、【鯛めし】の栄養効果のみをふんだんに取り込みましょう。

そして、春の気分とお祝いの気持ちとともに、これからの更なるエール!にもなる、【鯛めし】に思いを馳せてみませんか。

いつもの炊き込みごはんの延長で、気持ちも楽~に、【鯛めし】をどうぞ!

【鯛めし】   2~3人分

・真鯛の切り身   6切
・塩        適量
・酒        大さじ1
・米        2合
●生姜(千切り)  1片
●麺つゆ      大さじ1~2(味見加減で)  ~しょうゆ・酒 各大さじ2でもOK!
●みりん      大さじ1
・だし昆布     約10㎝
・三葉・刻みネギ  適量(トッピング用)

①フライパンにホイルを敷いて熱したところに、塩をしておいた鯛の切り身を並べて、焼き色を付けるように焼く。焼き色が付いたところで酒を振り入れて、フタをして蒸し焼きにし、身がふっくらとしたらOK!

★塩をした後の鯛は、しっかりと水分を拭き取ると臭みが無くなります。

②炊飯器に研いだ米と●の調味料を入れ、2合の水分量まで水を加えたら、だし昆布と①の鯛をのせて、スイッチON!

③炊き上がったら、昆布を取り出してさっくりと混ぜ、茶碗によそって、三葉(茹でて結び三葉にしておく)やネギをトッピングしてできあがりです。

★もっともっと栄養価を加えたい場合は、人参やごぼう、油揚げ等を加えてもいいですよ。

★木の芽があれば、トッピングに木の芽を使うともっと格式アップです。