愛情レシピ

【夏野菜】の秘められたパワー!

毎日、うだるような暑さで早くも夏疲れ気味のお子様方も多いかもしれません。

夏休みとは言え、ここ数年の異常な暑さは大人だけでなく、お子様だって“夏バテ対策”や“夏疲れ回復対策”は今や常識です。コロナ禍の生活習慣の変化も原因のひとつで少なからず影響を与えているようですが、そんな夏休みを元気に過ごし、受験期の後半戦に向けて頑張れる夏休みにするためにも、毎日の食生活は大切にしたいものです!

そんな夏には、人のカラダが必要とする効能効果の期待できる【夏野菜】が多く出回ります。夏はとても暑いです。そのため、カラダは火照り、熱がこもってしまいます。

なので、水分をしっかり取らなかったら熱中症、脱水症状を引き起こします。

“熱中症対策”も、毎年非常に心配が大きいところですよね。

夏に大きく育つ「夏野菜」には、水分を供給してくれる野菜が多く、火照ったカラダを冷やしてくれて利尿作用に効果を発揮して、カラダの循環を非常に高めてくれるパワーを秘めています。

四季の中で、最も代謝が高まる季節ですから、水分を摂り、カラダの循環作用を高め、体内の毒素を排出するのはとても大切なことです。

これは室内に入ると涼しい環境が整っている現代では、体温調整としても効果があるため非常に重要なのだそうですよ。

それを担ってくれるのが、【夏野菜】なんですね~♪

夏に収穫して夏に食べる野菜だから、【夏野菜】と言われるのですが、季節と野菜は、本当にもの凄いバランスで構成されているな~!とつくづく感心させられてしまう瞬間です。

ちなみに【夏野菜】には、トマト・茄子・きゅうり・かぼちゃ・冬瓜・とうもろこし・ゴーヤ・枝豆・インゲン・ニラ・オクラなどがありますよ。

<【夏野菜】の秘められた5つのパワー>

食物繊維:カラダが綺麗になると代謝が上がり、血行が良くなることで栄養が全身に行き渡り、健康にも美容にも効果的とされています。

ビタミンC:抗酸化作用が高く、活性酸素の過剰発生を防ぎ、健康な肌細胞を守る働きがあります。その為、紫外線からのダメージを抑制してくれます。

ビタミンE:体内の器官や各部位、細胞の老化を防ぐことから、各器官の働きが向上し、病気知らずの健康体となり、キープすることができます。

カロテン:抗酸化ビタミンの一種です。

カリウム:血圧を安定させ、筋肉の働きを良くします。夏場は汗とともに一緒に外に放出されてしまうので、夏バテの原因とされているので、摂取が必要です。

とにかく【夏野菜】は栄養満点!旬の【夏野菜】は味が濃くて香りも良く、夏バテ予防や胃腸対策、紫外線対策にも効果的なものがたっぷりです。そこで、【夏野菜】の栄養を効果的に摂取するための方法をご紹介!それは、【夏野菜】をしっかりと食べること(笑)!!

暑い夏は、どうしても食欲が減退してしまいますから、「しっかりごはんを食べてほしい!」ので、お子様みんなが大好きなカレーに【夏野菜】をふんだんに取り込んだ栄養満点のレシピにしてみました。ポイントは、いつも使っているじゃがいもを‘冬瓜’に変えて、トロンとやわらかい食感のカレーになったこと!より一層マイルドな【夏野菜】たっぷりのカレーは、お子様にもしっかりと食べてもらえること、間違いなし!です。

【「夏野菜」たっぷりカレー】 4人分

  • 冬瓜     1/4個~食べやすい大きさにカット
  • 人参     Ⅰ/2本~乱切り
  • パプリカ   Ⅰ/2個~食べやすい大きさにカット
  • 玉ねぎ    小1個 ~くし型切り
  • ズッキーニ、なすび、トマトetc.  各1/2個 ~サイコロ状にカット
  • 合挽きミンチ   200g

・ニンニク&生姜  各1片(みじん切り)

・オリーブ油    適量

(・クミンシード   小1/2~お好みですが、ちょっぴり本格的になりますよ♪)

・オクラ(固めに下茹で) 4本 ~斜めに3等分位にカット

・水      600~700cc

・和風だし   小さじ1

・カレールー  1/2箱:約70g(お好みのもの)

①鍋にオリーブ油とニンニク、生姜、あればクミンシードを弱火で炒め、香りが出てきたらミンチを入れて炒め、色が変わったところで●をすべて入れて炒める。

②野菜がしんなりしてきたら、水と和風だしを入れて煮込み、カレールーを入れてできあがり。=ご家庭のカレーの作り方でOK!

*ごはんにコーンを入れてコーンライスや、バターライスにしても美味しいです。

*いつものカレーですが、野菜がやわらかく、あっさりといただけますよ!

*うどんやソーメン、パスタとともに、つけ麺風のカレーバージョンにしてもお子様に受けること間違いなし!です。