教師にあって、AIにないもの

教師にあって、AIにないもの

塾の先生って何なんでしょうね。免許を持っていなくても、大人からも子どもからも「先生」と呼ばれる職業です。自分がする話には耳を傾けてもらえ、有難がられ、あたかも自身が「正しい」人間であるような錯覚を覚えてしまう職業です。少子化の影響でひと昔前よりも景気は停滞しているかもしれませんが受験自体は存在し続け、受験が存在し続ける以上は職業として成立するのが塾の先生です。

 

そうやって気分よくあぐらをかいているところで最強の敵が急成長。AI(人工知能)です。

 

分からない問題をAIに投げると分かりやすく解説してくれます。何年生への解説なのかプロンプトで指定すると、それに合わせたレベルの解説をしてくれます。悩みも聞いてくれます。たくさんはげましてくれます。甘えられます。優しいです。なんと最高で完璧な先生なのでしょう。

 

自分たち塾の先生にあって、AIにないものって、何なのでしょう。

 

それは、「責任感」だと思っています。

 

欲しいものがあれば店でお金を払えば買えます。しかし「合格」が欲しくても、お金では買えません。生徒が勉強をしないといけないからです。ではその勉強をサポートをするのは誰か。塾の先生です。つまりお金を払う人(=保護者)は「合格」のためにお金を出しているものの、そのお金は勉強のサポートをする我々塾の先生が受け取ります。かつ合格という一番欲しいものは担保されません。

 

我々は生徒に優しくできます。甘やかすこともできます。しかし、それで「合格」が手に入らないのであれば、我々は何のためにお金を頂いているのでしょうか。わが子への想いを乗せた貴重な、安くない金額を保護者から受け取っている中、我々が無責任でいられるわけがないのです。

 

お金を頂くプロとして、責任をもって合格まで見届けるという仕事が、AIに真似できるはずがありません。そのためには生徒に嫌われてでも、合格から遠ざかるような正しくないことは、正しくないときっちり伝えます。かつ意欲的に授業が受けてもらえるよう工夫をこらし、少しでも点数が上がるように個別添削も頑張ります。あぐらなんてかいている暇ありません。

 

これからも謙虚に一生懸命頑張っていきます。白石学習院を、どうぞよろしくお願いいたします。(めちゃくちゃマジメに語ってしまいました。次は抱腹絶倒コラム書きます。)

(国泰寺教室 小島 朋樹)

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