周りと同じように勉強しているのに、苦手な教科ができるのはどうしてですか?
特に周囲と比べても勉強をさぼっているつもりはないのですが、どうしても特定の教科や単元が「苦手分野」になってしまいます。苦手教科ができるのはどうしてですか?

一人ひとりが持つ情報の受け取り方や脳の処理の「個性」が原因です。
ある特定の教科だけがどうしても理解できない、覚えられないといった「苦手」分野の話をよく聞きます。しかし勉強の進み具合や理解の仕方が異なるのは、決して「能力の優劣」のせいではありません。子どもたち一人ひとりには、生まれ持った「情報の受け取り方や、頭の中での処理の仕方の得意・不得意」という個性があるからです。今回は、子どもたちの個性に応じた「自分に合った学習法」について、4つのタイプに分けてご紹介します。
「目で見て理解する」のが得意なタイプ
文字や言葉で説明されるよりも、図やイラスト、グラフなどを見て直感的に状況を組み立てるのが得意なタイプです。
おすすめの学習法: 教科書を読むだけでなく、大事な部分を色分けしたり、ノートの余白に自分で簡単な図やマインドマップを描いてみたりすると効果的です。「ビジュアル(映像)」として頭に焼き付ける工夫を取り入れてみましょう。
「言葉や理屈で納得する」のが得意なタイプ
文章をじっくり読んだり、言葉による分かりやすい説明を聞いたりして、筋道を通して理解するのが得意なタイプです。
おすすめの学習法: 「なぜその公式が成り立つのか」という理由や背景をしっかりと確認することが大切です。自分で自分に授業をするように、解き方を「声に出して説明する」ことで、理解がより一層深まります。
「てきぱきとスピーディーに作業する」のが得意なタイプ
目に入った文字や数字を素早く認識し、手を動かして処理していくことが得意なタイプです。
おすすめの学習法: まずは得意な「計算練習」や「単語の暗記」などで良い勉強のリズムを作りましょう。じっくり考える必要のある応用問題は、タイマーを使って「1問5分」など、ゲーム感覚で時間を意識して取り組むのが効果的です。
「メモを使いながら着実に進める」のが得意なタイプ
先生の言葉による指示や、読んでいる文章の内容を、頭の中にしっかりと留め置きながら並行して作業を進めるのが得意なタイプです。
おすすめの学習法: 耳からの情報を処理する力に長けているため、先生の話を「聞きながら重要ポイントをノートの端に素早くメモする」といった、聞き漏らさない強みを活かしたインプットが効果的です。また、テンポの良い「フラッシュ暗記」や、複雑な計算で「どう解けば一番効率が良いか(頭の中での段取り)」を自分で工夫させることで、学習効率が劇的に向上します。
※当塾は集団指導の塾です。そのため、これらの学習法は「授業のルールをしっかりと守った範囲」で行うことが大前提となります。 授業中に勝手な行動をしたり、周りのお友達の集中を妨げたりすることは、お互いの学びの機会を奪うことになってしまいます。ルールという規律の中でこそ、一人ひとりの個性的な学習の工夫が本当に活きるのです。
「自分に合う勉強のやり方がどうしても見つからない」そのような場合は、決して生徒本人やご家庭だけで抱え込まず、すぐに担任の先生や各科目の担当の先生に相談してください。 私たちは、生徒一人ひとりの個性に寄り添い、最大限に力を伸ばせる方法を一緒に考え、全力でサポートします。可能性を共に広げていきましょう。いつでもお気軽にお声がけください。




