子どもに読書をさせるには

教壇から見える風景

子どもに読書をさせるには

 読書は、国語の力を育てる最良の薬です。

読書が趣味で、たくさんの本を読んでいる子どもは、それだけで国語は得意科目になります。反対に、読書が嫌いで、本を読む習慣のない子どもは、たいてい国語は苦手です。

 そこで、なんとか子どもに本を読ませようとするのですが、簡単にはいかないことは周知の事実。もともと嫌いなこと、興味がないことをさせるのだから、うまくいかないのは当然のことです。では、どうするか。

 まずは「環境」です。

 例えば家庭内で誰も本を読んでいない、そういう環境で「読書をしなさい」と子どもに言っても、効き目はほとんどないと思います。逆に、親や兄弟が普段から読書に限らず、活字を読む習慣がある。家庭内で家族全員が本を読む「読書時間」というものが家庭内にあり、本の内容について家族で会話したりする。そういう「読書をする環境」、外的要因を整える必要があります。

 次に「きっかけ」です。

 子どもは「楽しい」と思ったことに対しては、とことん夢中になります。読書を「楽しい」と思う瞬間を味わわせることができればしめたもの。そのきっかけは、やはり子どもが興味を持つものでなければなりません。

 読む本は、「子どもが興味のあるもの」「子どもが自分で選んだもの」から入ると良いでしょう。初めは図鑑や雑誌でも、なんでもかまいません。子どもが興味を持って「もっと知りたい」「もっと読みたい」となった時に、「じゃあ次は…」とアドバイスをしてあげるのは親の役目でもあります。子どもが自発的に読書をするようになる、こういった内的要因も大切です。

(五日市教室 坂田 伸也)

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