「変わらぬ」ために「変わる」こと。

満腹日和

「変わらぬ」ために「変わる」こと。

「5.5年」。

企業が自社ホームページをリニューアルする平均的な周期は、およそ5.5年だそうです。

情報や知識の生産・流通・利用が経済や生活の中心的な価値となり、ICTを通じて人・モノ・サービスが高度にネットワーク化された現代において、加速する変化のスピードに適応し続けるためには、絶えず進化し続ける必要があるのでしょう。なかでも変化の最前線にある業種では、この周期はさらに短くなるものと思われます。

翻って、学習塾の世界では、「変わっていくこと」と同じくらい「変わらずにいること」の価値も重視されます。常に私たちが向き合うのは受験という高い壁に挑む生徒であり、常に私たちが手を携えるのは我が子に愛情を注ぐ保護者の皆様です。

生徒と家庭と塾。この三者をつなぐのは信頼という名の絆であり、その絆を紡ぐために欠かせないものこそ、時代を経ても変わらない理念と姿勢です。私たちは長年の教育活動を通じて、その大切さを実感してきました。だからこそ、学習塾という仕事は「変わらないこと」を大切にしているのだと思います。

私たち白石学習院にも、積み重ねてきた50年の歴史があります。日々の仕事の中でふとその重みを感じること、自分たちがその礎石の上に立っていることを思う時があります。50年の歳月の中で育まれてきた「白石学習院らしさ」に、地域やご家庭からご期待をいただいているという実感も確かに存在します。

白石学習院がホームページという情報発信手段を開設して以来、大幅なリニューアルは今回が3回目。前回が2015年でしたから、およそ10年ぶりということになります。最初にこの企画が持ち上がったのは昨年の夏の終わり、暑さの中に秋の気配を感じるころでした。創立50周年という節目であったことも、その機運を後押ししました。

ただ実際に作業を進めてみると、旧来のホームページでは十分に伝えきれない部分が数多くあることも分かりました。「変わらない」ために「変わった」部分も、それだけ多かったのだと思います。それを思えば、今回のリニューアルは単なる刷新ではなく、時代に合わせて「白石学習院らしさ」を伝え続けるための必然だったのでしょう。

また、今回のリニューアルでは見た目だけでなく、情報の整理にも力を入れました。スマートフォンから閲覧される方が大半となった現在、必要な情報へより早くたどり着けることは重要な価値です。初めて当院を知る方にも、長く通っていただいているご家庭にも、より分かりやすく使いやすいホームページを目指しました。

さらに今回のリニューアルに合わせて、2013年から138回発行してきた当院広報誌「SG JOURNAL Theoria」をWEBマガジン「Theoria」へ移行しました。13年間にわたり編集・発行に携わってきただけに勇気のいる決断でしたが、情報発信手段としての可能性は大きく広がります。「Theoriaとホームページの連動」という長年の課題にも、ようやく一つの答えを出すことができました。

「より詳しく、より優しく、よりアグレッシブに。」

これが今回のリニューアルにあたって掲げたコンセプトです。受験や教育に関する情報をこれまで以上に充実させ、初めて当院を知る方にも分かりやすく、そして必要とされる情報を積極的に発信していく。その思いを、この言葉に込めました。

2026年6月16日。夏期講座のご案内開始に合わせて、新たなホームページを何とか公開することができました。

白石学習院のホームページをご覧いただくのは、既に当院へお通いいただいているご家庭だけではありません。これから当院を選択肢の一つとして検討されるご家庭、興味を持っていただいたご家庭、さらには受験そのものに初めて関心を持たれたご家庭など、その立場や目的は実にさまざまです。

そうしたすべての方々にとって役立つ存在となれるよう、そして快適にご利用いただけるよう、今後もコンテンツの充実と機能改善に努めてまいります。

 

最後に。

あまりにも突然のお別れから、もうすぐ一年が過ぎようとしています。

このホームページを、当院元代表・永田英樹に捧げます。

きっと空の上で苦笑いしながら、「まだまだだな」と言いつつ閲覧してくれていることを信じて。

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