愛情レシピ

秋のトライアングル勉強会2018

 

10月8日 今年も小4のお子様方と保護者の方を対象に「秋のトラインアングル勉強会」が開催されました。

秋のスペシャルイベントとして恒例になっている秋セミナーです。

中学受験に取り組むべきイメージが、<トライアングル>=子供を頂点にして、底辺左右を保護者と塾が支える三角形、と捉えて、調和のとれた音を響かせるために“三位一体”となって頑張っていくための、塾生と保護者の方々のための勉強会です。

私も[食育インストラクター]として、毎回昼食タイムに参加させていただいています。
 

皆様でいただいた今回の昼食のお弁当は、中区にある日本料理店『美食倶楽部 以多屋』のセミナー用特別オリジナルお弁当でした! 秋の季節の食材をフンダンに使った上品なお味でカラダに優しいお弁当でした。また、『以多屋』のオーナーシェフである板谷先生には、昼食タイムでのお話はもちろん、午後からの保護者の方の講演で、‘頭が良くなる(!?)お話’をたっぷりとしていただきました。

 

今回、私がとても興味を持ったお話が、食育のコンセプトである【まごわやさしい】の語呂合わせの話のみならず、【おかあさんやすめハハキトク】の語呂合わせのお話です。

【まごわやさしい】とは、カラダに必要な栄養をバランスよく摂れる食材の最初の文字を並べたもの。いずれも日本人が400年も500年も前から食べてきた昔ながらの食材です。

【ま】・豆類。 良質なたんぱく質の摂取

【ご】・ゴマなどの種実類。 不飽和脂肪酸が摂れる良質たんぱく質の摂取

【わ】・ワカメなどの海藻類。 ミネラルの摂取

【や】・野菜、根菜。 ビタミン類の摂取

【さ】・魚や貝類。 たんぱく質やオメガ脂肪酸、亜鉛等、いわゆるDHA&EPAの摂取

【し】・しいたけ等のきのこ類。 ビタミン&食物繊維の摂取

【い】・いも類。 デンプン、ビタミンCの摂取

 

しかし、現代の食事は【おかあさんやすめ】【ははきとく】と言われています。

【おかあさんやすめ】とは

【お】・オムライス

【か】・カレーライス

【あ】・アイスクリーム

【さん】・サンドイッチ

【や】・焼きそば

【す】・スパゲティ

【め】・めん類

【ははきとく】とは

【は】・ハンバーガー

【は】・ハムエッグ

【き】・餃子

【と】・トースト(パン類)

【く】・クリームスープ


どれもこれも、お子様が好きなメニューばかりですが、これらのメニューはやわらかくて脂質が多く、野菜やビタミン、ミネラルが少ないという問題点があります。

また、食事の欧米化で手軽に食べることができるメニューばかりで、しっかり噛まなくても食べられてしまう食べ物です。 

しっかり咀嚼をしないことのデメリットは以前にもお伝えしていますが、脳に刺激がいきにくいため、情報伝達が乏しくなってしまうということ!

おまけに、噛むことで、人は唾液が出てくるため、唾液の効果で歯が丈夫になるそうですが、歯が丈夫であることは、年齢を経て将来的な認知能力にも大変な影響力があるということが昨今よく言われていますから、お子様にとっては重要なポイントになってきます。

【おかあさんやすめハハキトク】のメニューがダメなのではありません。それに、【まごわやさしい】を+αする、あるいは次回の食事に取り入れてみるといった、1日に1回は意識した食事を取り入れてみてほしいということです。

バランスの良い食事方法で体調管理をすることも、頭が良くなる(!?)ひとつのポイントになりそうだ、といったお話でした。