愛情レシピ

疲れないカラダをつくる

7月になったばかりだというのに、毎日本当に暑い~~ですね。

早速、暑さ疲れの私ですが、皆様はお元気でお過ごしでしょうか(!?)

猛烈な暑さで、「熱中症警戒アラート」が出たり、“熱中症”の厳重警戒もさることながら、熱中症対策での水分補給ばかりが、叫ばれているように感じますが、夏は暑さのせいで(特に猛暑の中では)食事量が少なくなる上に、代謝が上がることで、より発汗するため、普段よりも「たんぱく質」が不足する傾向にあるそうです。

前回のコラムでも紹介した実はとっても大事な「たんぱく質」です。

「たんぱく質」は、カラダを作っている細胞や臓器、組織や筋肉や皮膚、髪の毛などの成分で、発育には欠かすことのできない栄養素で、エネルギー源としてだけではなく、カラダ構成の成分として、また代謝に必要な酵素やホルモンなどの材料にもなるので、実際「たんぱく質」は『元気の源』なのです。

「たんぱく質」不足になると、内臓の働きも衰え、疲労や夏バテにつながるため、夏の暑い時期は、特に「たんぱく質」の摂取を心掛けないといけません。

また、受験生のお子様にとっては、食事から摂取した「たんぱく質」がアミノ酸に分解されて吸収され、脳で伝達物質としても利用されますから、幸福感をもたらしたり、やる気を起こさせたり、疲労回復効果にも期待が持てる最大に活用したい栄養素です。

なので、夏こそ、「たんぱく質」不足に気をつけて、「疲れないカラダをつくること」が大切です!

 

良質な「たんぱく質」を摂取することの大切さを知っていただいたところで、暑いキッチンでもお鍋ひとつでできる時短メニューで、なおかつサッと食べられて「たんぱく質」もしっかり取れるレシピ【豚しゃぶのぶっかけ麺】を紹介します。

とかく、暑い日はあっさりと麺類が食べたくなりませんか(!?)それ程、食欲が低下しているのかもしれませんね~。だけど、このメニューだと、豚肉に納豆の「たんぱく質」食材がふんだんに摂取でき、豚肉に含まれるビタミンB1の吸収を高めるニラも入るので、「疲れないカラダをつくる」効果がバッチリなんですよ!

今回はそばで作りましたが、うどんでもソーメンでもOKで、‘麺類’なので驚くほどしっかりと食べられてしまいますから、ご家族みんなに喜んでいただけると思います。

【豚しゃぶのぶっかけ麺】  2人分

・乾麺=そば      180g

(うどん・ソーメンでもOK)

・豚ももしゃぶしゃぶ肉 120g

・ニラ  1束 (4~5㎝幅にカット)

・ひきわり納豆      2パック

  • めんつゆ(ストレート) 大さじ5
  • オリーブ油       大さじ1

・トッピング  みょうが(小口切り)、きゅうり(千切り)、梅肉 適量

①たっぷりの熱湯で乾麺を袋の表示時間どおりに茹でる。茹で上がり30秒前にニラを加えて湯がき、一緒にザルに上げて、冷水で洗って水分をしっかり切る。

②①の湯を3カップほど残し、豚肉を弱火で茹でてザルに取る。

③器に①と②を盛り付け、納豆と●の麺つゆを混ぜたものをかけてトッピングをお好みでのせて完成です。

*納豆に味付けをすることで、麺つゆの量を減らせるそうです。また、納豆にオリーブ油を加えることで、腸内環境にもプラスの効果があるようです!