2005年11月のW.ざっくばらん

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2005年11月24日

鞆浦

 今月はほとんど休日のない月だ。今日は福山の鞆浦で開催された塾の会合に出席した。夕刻に眺める鞆浦の海はとても美しく旅愁ただよう街でもあった。

 万葉の昔から重要な港として活気を呈しただけではなく、坂本龍馬と海援隊が乗りこんだ「いろは丸」に紀州の明光丸が衝突し、坂本龍馬らが一時滞在したところでもある。この船の由来はもののはじめ、「いろは」からやり直そうという意味から命名され、当時の海援隊事業の基礎を築こうと企てた矢先の海難事故だった。

 奇しくもその会合では日本の塾を代表する方への感謝を捧げる式典もあり学校を創設される塾人の基調講演もある「いろは」「再出発」を誓う場でもあった。とんぼ返りではあったが、坂本龍馬の生きざまに想いをはせ、エネルギーをいただく機会となった。

2005年11月12日

律儀

 最近とても軽い流行語はよく耳にするが、「律儀」という言葉を聞くことがなくなってきた。義理堅いことや実直であることを意味する。

 先日,担当者交代ということでわざわざ東京から広島まで2名ご挨拶に来ていただいた。文面郵送ですむところをここまで心を込めていただくと恐縮してしまう。心からお礼を申し上げるとともに永いお付き合いをさせていただければと念じている。

 乱読ゆえ正確には覚えていないが,ある著名な方の本の中で,「自分だけよし,お金さえあればよし,今さえ良ければよし」といった風潮があるという。その結果,信頼感を喪失させ人間関係を希薄にさせ,人たる資質を喪失する可能性があるという。

 現代流儀であってもいっこうに構わないが、律儀さを少なくとも持ち合わせたいものだ。

2005年11月04日

レクイエム

 先日、「世界へおくる平和のメッセージ」と題する詩や音楽で鎮魂の祈りを捧げ、平和な社会を目指そうという大きな会に参加させていただいた。

 聖路加国際病院理事長の日野原重明さん、指揮者小沢征爾さん、女優吉永小百合さんという豪華な出演者。その中でもレクイエムに付き物の合唱団約400名以上もの方々の歌声は感動ものであった。というのも広島で結成された方々、東京で結成された方々、海外からいらっしゃった方々、それぞれが別個に前々から練習し、当日見事な合唱を一糸乱れることなく披露されたからだ。

 一度広島でのリハーサルをちらっと見学させていただいたことがあるが、相当厳しい訓練をされていた。それゆえ出演された皆様の並々ならぬ努力に裏打ちされた成功に頭が下がる思いだった。

 この会は全員奉仕の精神で運営されたと聞く。一観衆の私のような俗人にも少し聖域の端を見せていただいたようだった。

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