| > 白石ライブラリー >> [読書感想文コンクール] 平成17年度受賞作品 |
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山登りが好きな両親が、山岳の岳をとって名前にした少年「岳」。ケンカが強く、自分の小遣いで道具を揃え、釣りに夢中になっている活発な小学生。そんな子どもを見つめる「おとう」から見た岳の物語です。
「父の恩は山よりも高く母の恩は海よりも深い」そんな言葉があるそうです。これは、親の愛と恩はかぎりなく大きいという意味だそうです。このような言葉があるぐらい、親は子どもがかわいく、何よりも大切だそうです。この物語もそうです。父が旅行から帰ると、父はあることに気づきます。岳の声が一オクターブくらい高くなっているのです。岳は気づいていませんが、父はとてもおどろきます。「声変わり」という言葉が頭の中に浮かんできます。本当にそうだったということが分かると、父はとてもさみしくなりました。このようなことが起こると、親は子どもが自分からはなれていくような気がして、とてもさみしくなるそうです。これは、親が子どもに愛情をかけて育ててきた証だと思います。それに対して、子どもへの愛情を忘れ、子どもに暴力をふるったり、監禁して食事を与えないなどの虐待をする親もいます。それはとてもいけないことだと思います。何の罪もない子どもが親のストレス発散のおもちゃに使われるのはあってはならないことです。
お母さんに前、聞きましたが、子どもは親にえいきょうされやすいそうです。例えば、お父さんがもし、ゴルフが好きだったら、子どももゴルフが好きになったり、お母さんがきれい好きだと子どももきれい好きになったりします。このような例だったらいいのですが、親が礼儀のない人だったら、たいてい子どもは大人になってはじをかきます。ぎゃくに、親に、子どものとき耳にたこが出来るぐらい口うるさく言われてきても、いうことを聞かなくて、大人になって後悔したということもあるそうです。親は子どもが育つためのカギだということが分かります。
実際に、ぼくもお父さんと、お母さんに「言葉使いに気をつけなさい!」とか、「字をきれいに書きなさい!」と言われます。いつもうるさいなあと頭の中で思いながら、お説教を聞きます。そして、ぼくがさからって言い返し、口げんかになります。そして後から後悔して結局仲直りします。お母さんは、最近よく、「親ばなれが、さみしいけれど、私も子はなれしないといけないなあ」と言います。ぼくは、この物語の中の岳と同じ五年生です。だから、気持ちがよく分かります。同時に、親の気持ちも少し分かった気がします。
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「手も足も出ない。」私は、表紙の写真を見て、乙武さんの姿にとてもびっくりしました。そして、かわいそうだなあと思いました。それなのに、車イスに乗ってにこにこしている乙武さん。私は、その笑顔にすいこまれるようにこの本を読み始めました。
乙武さんは、生まれつき手と足がないという障害を持って生まれてきました。けれど障害を持っていることを悲しいと思わないで、毎日を精一杯楽しく生きています。私が感心したのは、乙武さんは、やりたいと思ったことは、何でも挑戦することです。幼稚園のときは、ガキ大将で、小学校では、友達ととっくみ合いのけんかもしました。乙武さんが好きな科目は体育です。野球、水泳、マラソンもできます。バスケットの試合では得意のドリブルで大活躍しました。私だったら、障害のことをくよくよ考えて、何でもはじめからできないとあきらめてしまうと思います。だけど乙武さんは、自分のやり方で、「できないこと」を「できること」にしてしまうすごい人なのです。何事にも挑戦して、努力する乙武さんは、とてもかっこいいので、障害者ということを忘れてしまいます。
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