有名中学・高校・大学受験専門として広島市域に6つの拠点を展開する学習塾

愛情レシピ
 
 
いざ、合格発表

 

毎年のことですが、「今年の冬は暖冬です。」 という触れ込みがあっても入学試験がピークになる頃には、急に雪が降ったり、寒くなりますね。風邪などひかれていないでしょうか!?体調は万全ですか?皆が力を出し切ってもらいたいものです。

 

試験が終われば、すぐに次々と、合格発表がやってきます。続々と発表される入試結果に、一喜一憂の日々と時間を過ごしたことを思い出します。 長くて短い(短いようで長い?)受験期間の始まりです。三人の息子達から幾多となくいろいろなパターンの合格発表を経験させられている私にとっても、身につまされる時期なのです。

‘バッチリOK!’のパターンや‘試験はOKだったのにくじ引きでNG’のパターン。そして、‘悔しいばかり・・・’のパターン。最近では、ホームページ上で発表を行いつつ、校内の掲示板でも発表するという学校も多くなってきているので、それを見てから・・・のパターンもあります。いずれにしても、大小の気持ちが入り乱れるものですよね。嬉しい結果は、“良かった。良かった!”の一言なのですが、いまも思い出すのが悔しい結果の時です。

 

「絶対にある!」と確信して行った合格発表の掲示板に、子供の受験番号を見つけられなかったあの時のことです。一度は、見間違え!?ではないかと思い、二度目は見る場所が違ったのでは・・・?と勘ぐってみる。すぐには「ない。」とは認められずに「おかしい。」と思ったり、一度その場を離れて、気を取り直してからもう一度掲示板に近づいて「これから、はじめて見ます。」という気持ちで再度見る。

何度見ても、ないものが浮かび上がってくるはずはなく・・・。

どうやって帰ったのか? ただ、「ない、ない。」ばかりで、どんな気持ちで帰ったのかも記憶にありません。でも、何者かに自分のこと、子供のことを全否定された気分になって、落ち込んだ日々が確かに続きました。当事者ではない親の私でさえ、そんな気分だったのに、頑張って勉強をしてきた子供はどんな気持ちで帰り道を歩くんでしょうか。

もしかしたら、次の日も試験があるかもしれません。

本当は、落ち込んでいる時間はないのですが・・・、辛いし、しんどいですね。

涙が枯れるほど泣いている場合でもないかもしれません。

本当に受験本番は し・ん・ど・い!

 

もちろん、すべての結果が出てから親子して、本当の意味での『今回の受験』を考えることになるのでしょうが、それまでは、全てを塾の先生方にお任せをしてみましょう。というか、白石の場合は、試験が終わったら必ずその日も塾に行くようになっていると思いますから、‘終わったらそのまま塾!’という感じに子供もなっていました。いい結果の時は少しでも早く先生に伝えたいですから当たり前として、残念な結果の時も、です。

我が家もそうでしたが、合格発表のあと、家にいても、親子共々どうにもしようのない感情しか出てきませんから、ワンクッションを置かないで‘即、塾!’という具合に率先して、塾に行っていましたよ。先生方と前向きにお話をして、アドバイスをいただいて帰ってくるだけでも、ずいぶんと気が楽になっていたのでは・・・と思います。

でも家では、ぼーっとゲームをしているのを、あえて、注意はしませんでした。子供なりのメンタルケアなのかも?と思って、自由にさせてみました。

だって、楽しそうな顔はしていないのですから。

 

そして、そんなとき母親はいつものように、暖かくてホッとできる、明日を頑張れそうな食事で迎えるのみですね。当たり前が、きっと一番癒されるのではないでしょうか。普通の『母の料理』が一番いいのだと思います。

お家の味が出やすいのはカレーなので、子供たちが大好きなお家のオリジナルのカレーを作ってみてはいかがでしょうか!?あえて、レシピを提案するならば、何も考えずにがむしゃらに食べられて、なおかつ、おいしくて元気になれそうな『カレーうどん』なんて、どうでしょう!?うどんにそのままお家のカレーをかけてもいいですが、レシピ紹介ということで和風だしの効いたお店やさんのカレーうどんといった感じでご紹介をしてみます。

 
カレーうどん

①和風だしの中に、豚肉、人参、玉ねぎを入れ火が入るまで煮る。

②カレールゥを入れ、味をみながら塩・こしょうをして、最後に少量のしょうゆでお味が 決まったら、水溶き片栗粉でとろみをつけたら出来上がり。

③茹でたうどんを器に入れ、カレーをかけ、青ネギをたっぷりかけていただきます。

 

カレーうどん

 

また、食事のメインではないですが、デザート感覚で、ぜんざいなんていかがでしょうか!?この際ですから、栄養価が上がる雑穀米(玄米、十五穀米etc.)が入った雑穀米入りぜんざいにしてみたいと思います。以前にマクロビのコラムでもご紹介しましたように雑穀米を時々食べると体の中の汚れを落としてくれるデトックス効果があります。それに、ぜんざいの小豆だけではないモチモチ、プチプチとした食感が加わっておいしいですよ。

 

雑穀米入りぜんざい

①小豆は二度、たっぷりの水から茹で、沸騰したら湯を切り、アクを抜く。(茹でこぼし)

②雑穀米は、さっと洗って水を切っておく。

③茹でこぼした小豆と雑穀米を鍋に入れて、分量の水を入れ、小豆が柔らかくなるまで 中~強火で煮る。(40分~位)

④柔らかくなったら砂糖を加えて、混ぜながら10分位煮詰め、最後に塩を少々入れて ひと煮立ちしたら出来上がり。

 

*焼いたお餅や白玉だんごを入れてもOKです。

 

雑穀米入りぜんざい

 

もっと、簡単に手早く作りたい時は、レトルトの雑穀米のパックや前日に炊いておいた雑穀米、そして、煮小豆の缶詰めやレトルトのぜんざいのパックなどを使うと楽にできますよ。鍋にどちらも加えて、温めながら煮るだけで出来上がります。お味も、すでについていますから、すぐに召し上がっていただけますよ。

 

ぜんざいいろいろ

親としていろいろな受験結果のパターンを踏んできて思うことは、 『今回の結果』 に本当の決着がつくのは、その時の結果が良かろうと悪かろうと、時間が経過してふと振り返った時に「いろいろあったけど、結果的に、あの時あの結果で良かったかも~!」とか「なんだかこの学校で、良かったなぁ!」とプラスに思える(受け入れられる)かどうか~にかかっているような気がします。実際、「この学校だったから、生きていく力が身についたな!」とか、「この子らしさがでてきたな!」とか、「いい友人に恵まれて良かった~」など、付加価値の部分が不思議と出てくるように思いますよ。それは本当に。

あの時の結果は、この子への神様からのお導き!!なんて思えた時は、心からホッとできたものです。

平家物語

この有名な一説をご存じですか!?そう、『平家物語』の一説です。

もちろん、学校でもお勉強をしますが、私が子供の頃、祖父がよく語ってくれていた一説ですが、大人になって、何かにつけ思い出すことの多い一説です。

‘人は良い時も悪い時もおごってはいけないよ。’と言われていたような気がしますが、そのときは「なんのことやら・・・」と思っていた記憶があります。

世の中のすべての現象は、絶えず変化していくものなので、それを受け入れていくくらいの寛容さが大切だ、ということを祖父は言っていたのでしょうね。時間が経てば、年齢とともにわかってくることがあるというのは、こういうことなのでしょうか。

受験。

入試。

嬉しい結果であっても喜びすぎることなく、悔しい結果であっても素直に受け止めて、次に向かって立ち止まらない。

 

よく頑張った子供たち。大きな経験をして、少し大人になったのでしょうね。

ひとつ終わったら、またすぐに、次のラウンドのゴングが鳴り響きます。嬉しさも一時のもの、悔しさも一時のもの。子供は今日も明日も明後日も、どんどん成長するのです。まだまだ続く受験、いや人生ロードですね。

さぁ、みんなで頑張りましょうよ!