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愛情レシピ
 
 
合格してね!弁当


年末慌ただしくなってまいりました。

入試までもう少しですね。

 

やはり、今回も例年と変わらず、ほとんどの受験校でお昼のお弁当が必要ということを受験担当の先生から先日聞きました。今から「受験当日のお弁当をどうしようか!?」とお考えになっておられるお母様方もおられるのではないでしょうか?日頃、毎日のお弁当づくりに追われ、慣れているつもりの私でも、子供の入試の日は「何を入れようか!?」と悩んだ記憶があります。

子供によって、受験校は様々と違ってくるとは思いますが、中学受験であれば一人あたり3校から4校といった感じではないかと思います。これまで、我が家の三人息子たちのために作ってきた入試当日用のお弁当(称して、『合格してね~!弁当』)の数は10個以上になります。何だか、いろいろな事を考えながら作ってきたように思います。食育インストラクターという立場ではなく、その母としての経験?から参考になることを・・・と思って、少し気が早いようですが『合格してね~!弁当』のことについてお話してみます。

 

その前に、特別「どうした」とか「こうした」とかという事はないのですが、まず、『合格してね~!弁当』で気をつけたこととして、やはり『いつもどおり』を心がけました。受験に関することは、何事も普段と同じ!というのが、キーポイントになっているのです。

小学校が、毎日お弁当を持参する学校だったので、いつもどおりはとてもやり易かったのですが、給食の学校の場合は、どうしても力が入り過ぎてしまうのかもしれません。

 

試験当日の食事の意味は、第一に『頭のエネルギー源の確保』です。頭(=脳)が働く際にエネルギー源となるのはブドウ糖ということで、ブドウ糖がたくさん連なっている炭水化物=ご飯、パン、麺類などの主食類をしっかりとることが大切とされています。

 

第二に、食事は、体の栄養補給のみならず、心の栄養補給といった役割も担っているので、食べる本人にとって‘ストレス’になるような食事は避けたほうがいいです。お子様が食べ慣れたものでおいしく食べられ、なおかつ、頭と心の栄養補給が十分できるようなメニューを考えることが、お母様方の腕の見せどころといえるでしょう。

先日、勝負事に向かう前の食事として、「テキ(敵)にカツ(勝つ)」といったゲン担ぎの意味合いでステーキやトンカツを食べる風潮、これは一昔前までの話~、 という本を読んで少しショックだった私ですが(苦笑)、これらの食事は、消化・吸収に時間がかかるので、お弁当ではお薦めメニューではないということです。胃内での停滞時間が長くなるということで、お腹が張る原因になるからですが、ここで、今までに培ってきたバランスのとれる五色の食材を活用することで、トータルバランスがよければ問題ないのでは・・・と私は考えました。実際、我が家の子供達も「カツ」を希望しましたので、しっかり当日のお弁当に入れちゃいました。「カツ」だけではなく、油を消化しつつ、腸内環境を整える食物繊維(さつまいも、豆類、ブロッコリー、ホーレン草、ごぼう、れんこん、ひじき、昆布etc.)を一緒に入れるようにすればOKだと思いますよ。

ぜひとも、今までお母様方が頑張ってこられた『塾弁』の経験を多いに活用してみてください。

 

『合格してね~!弁当』のポイントをあげてみました。

 

 

子供の感想として、‘○○中の試験の時は大好きなものばかりだった。’ と話してくれました。ちなみに、揚げぎょうざとグラタンが入っていたそうです。案外、覚えているものなんですね(驚)!

やはり、子供の緊張度は尋常ではないのでしょう。好きなもので、ホッとするやら、嬉しくなるやらでテンションが上がるみたいです。

 

 

足りないかな~!?ぐらいでいいみたいです。当日はとにかく緊張!!「お腹が空いたらダメだから・・・」という親心も大切ですが、空腹を感じられる余裕がある子の方が少ないのではないでしょうか。

それより「食べられない、残す~!!」という気持ちにさせる方が、子供にはプレッシャーになるようです。

 

 

ご飯はおむすびにするとか、おかずも一口サイズにしてみたり、ピックにさしたりなど、してみてください。

 

 

学校によっては、お昼になるとお茶の準備をしていただけるところもあるようですが、それを求めて歩くのも、結構大変かもしれません。これも、普段飲み慣れているお茶にしておきましょう。

我が家は、緑茶の少し温かめを持たせました!

 

 

・月並みですが『カツ』~「勝つ」です。

 トンカツ、一口カツ、串カツ、メンチカツetc.

  カツ(勝つ)
 

 

・『たこウィンナー』~‘たこ’は英語でoctopus;オクトパスです。置くとパス!するそうです。

いつものウィンナーをかわいらしくたこ型にします。

  たこウィンナー(置くとパス)
 

 

・『れんこん』~穴がたくさん開いている事から、見通しがよいという昔の人の言い伝えからです。おせち料理にもよく使われるおめでたい食材です。

 れんこんのきんぴら、煮物、天ぷら、ステーキetc.

  れんこんステーキ(見通しいい)

 

2年前に中学受験をした三男においては、子供のリクエストから毎回、『カツ』『カツ』『カツ』のオンパレードでした(笑)。「よく飽きないね~」と話したくらいです。子供の‘挑む気持ち’というのを、垣間見た感じでした。だから、という訳でもないのですが、子供のお好みのものを入れてあげるのがベストだろうと思い、入れ続けましたよ。

 

その家庭、親子間の『合格してね~!弁当』が、いろいろ様々な形であっていいと思いますが、参考までに、受験当日のお弁当のレシピをいくつか紹介してみます。

 

今回の『合格してね~!弁当』は、塾の‘Mom's+’のイベントでも紹介してきました‘合格ひじきふりかけ’や、ひじきぎょうざと、先程からこだわり続けている「カツ」をメインにしたレシピです。‘合格ひじきふりかけ’とは、戻したひじきを昆布茶や調味料で煮込んだものに、五色のいろいろな食材(ごま、ちりめん、のり、梅、かつおぶしetc.)を入れたものです。レシピ用の五色は、ひじき、カリカリ梅、白ごま、青のり、ちりめんを使用しました。イベントでは10種以上のトッピングを用意して、皆さんで楽しみながら実習をしましたよ!

 
合格弁当1日目

 

ポイントです。

①合格ひじきふりかけを混ぜておむすびにしました。

②とんかつは、お肉の筋を両面切っておくと平らに仕上がります。豆知識として、下味をつけた後、粒マスタードを薄く塗っておくと、臭み消しになってあっさりと仕上がりますよ。ソースは、中濃ソースにケチャップ、マスタードを合わせたものがおいしいです。

③かわいらしくお好みのたこに・・・。

④お母様のいつものお味で、ごまをふって栄養価UP。

⑤いつもの卵焼きに、頭のよくなる青ねぎを入れました。

 

合格弁当1日目

 

合格弁当2日目

 

ポイントです。

①とんかつを棒状にカットして、大判の焼きのりでのり巻き風にします。ご飯には塩味を、レタスや大葉などの葉物をご飯の上に広げ、その上にソース、かつをのせて、一気に巻きます。味もしっかりして、ボリュームもあるので子供は大好きです。

②合格ひじきふりかけを混ぜて、卵焼きにしただけです。

③簡単なのにおいしいですよ!れんこんを酢水につけた後(アク抜きのため)、バターと油で少々で焼きます。塩を少々振って、れんこんに火が通ったら、しょうゆ少々でお味を整えます。大根おろし、青ねぎをまぶして入れてあげてもおいしいです。

④かわいく切ってね。大きすぎるたこはお弁当箱に入りませんからご注意を!!

 

合格弁当2日目

 

合格弁当3日目

 
合格弁当3日目

 

ポイントです。

①お母様のお味のひじき煮(前日の残り物でOK)をトリミンチとともに炒め、水溶き片栗粉でとろみをつけます。今回は、ひじきと一緒に人参、れんこん、枝豆を入れて煮ました。 粗熱のとれた具をぎょうざの皮で包み、油で揚げたら出来上がり。

②ポテトサラダのアレンジ版です。これも前日の残り物で大丈夫ですよ。ポテトサラダにカレー粉を混ぜ、カップに入れ、マヨネーズでもチーズでもお好みの物をトッピングしてオーブントースターで焼きます。焼き色が付く程度です。

③ハムを絵馬に見立ててカットし、焼きます。そして「合格のり」を貼り付けます。

④野菜をたっぷり使ったけんちん汁です。お母様のお味の汁もので・・・。

⑤お好みのおにぎりにしてあげてください。

 

*EMAハム~は造語です。先日、永田代表が、小6と中3の塾生たちの合格祈願絵馬を、出雲大社に奉納しに行きました。出雲大社は、旧暦10月の神無月(諸国から神がいなくなる月の意)にあたる月に、全国の神々がここに集うことから神在月(神の月)とされているそうです。そこに絵馬奉納!というのは、何とも心強い限りですね!その雰囲気をお弁当に取り入れてみました。だからEMAハム(笑)。本当の絵馬には、子供たちの願いと、ご父兄の方々の思いや願いも書いていただきました。子供の思いと親の思い、双方の思いがとてもよくわかって、本当によかったと思います。

 

そして『合格のり』ですが、今回は手作りで、のりを切り貼りして“合格”のりにしましたが、とても時間がかかるので、忙しくて時間のないお母様方には‘これって大変かも!?’と思いましたので、東京巣鴨にある[まる浪]さんというのりのお店で購入できる『合格のり』を見つけました。これで、おむすびを作ってもいいし、ご飯の上にのせてもいいでしょう。もちろんハムに使っても剥がれたりせず、いいと思いますよ。必殺(必勝?)アイテムです!!

それを絵馬型のハムに貼り付けて、EMAハムです。子供にとっては少しプレッシャーになるかもしれませんが、親心としては・・・入れたいな~!の一品だと思いません!?「いつもどおりを心がけて・・・」とは言いながらも、親としては、「合格!」とか、ゲン担ぎのもの、縁起物を入れてあげたい気分ですよね?ちょっと矛盾していますよね(苦笑)。すみません。

 

実際、我が家も年代こそ違え、受験生がいます。

今回、このEMAハムをお弁当に持たせたところ、かなり、恥ずかしがっていましたが、お友達には受けたみたいです。でも、「もう、やめて!」と言われてしまいましたが、きっと、また入れるかも~!?

何もできない親心の‘頑張って!’の気持ちを代弁してくれる『合格のり』だと思うので、私は、かなり、気に入っています。

 

そこで、受験に向かう子供たち、お母様方にエールを送るという意味合いを込めまして、今回[まる浪]さんから届いた『合格のり』(お一人様2袋 合計4枚入)を先着20名様にプレゼントさせていただきます!この忙しい時期にお手間を省くということで、ほんの少しですが、ご希望の塾生保護者の方は、こちらのメール(合格のり応募メール)に、教室名・学年・生徒氏名、をご記入の上、コラムのご感想も添えて1月9日(土)までに送ってくださいね。後日郵送にてお届けします。

 

さて、3日間の設定でレシピを紹介してみましたが、お子様の好みのところで選んでみて、食べたいな~と思うものを入れてみてはいかがでしょうか!?「お母さんも頑張ったよ。」と、‘お母様の気合の一品!’のような感じで入れてみてください。そして、あとは、お母様のいつものお味で、『合格してね~!弁当』を作ってみてくださいね。

 

『 お料理には、その料理を作るのに費やした、その人の時間、命が入っている。』という考え方があるそうです。子供達は、この入試本番の日のために時間を費やして、いろんなことに打ち克って頑張ってきました。お母様方も、今までお忙しい中を頑張って子供達の食事やお弁当を作ってきたわけですから、当日はお母様の費やした時間と命の入っている『合格してね~!弁当』を持って行ってもらって、ぜひとも、頑張ってきてもらいましょう!!