寒さが増してくる季節になりました。
受験生の子供達も本気モードになってくる頃でしょうか? そろそろ子供達への体調管理にも厳戒態勢で臨み、子供達へのご機嫌を伺いながら母親のテンションばかりが高まり、なぜだか子供は今ひとつ!?そんなご家庭も多くなってきているのではないでしょうか?
我が家の三人息子の受験時期を振り返ってみても、私自信が「この時期、親として何ができるのか~?」と一番ナーバスになっていたように思います。壊れ物にさわるかのごとく最初の子供には、「よしよし。いい子ね!」状態のようだったかもしれません。他塾の模試にも引っ張り回すようにして受けさせてみたり、子供は精神的に不安定になりやすいのだからと決めつけて「がんばれ!」は言わないとか、あえて普通にしていたつもりの事が、今から思えば、逆にとても不自然だったようにも思います。そして、そんな状態に反して子供のテンションは下がる一方で、私ばかりがイライラして・・。日頃何も言わない主人からも一言、言われて、またイライラして・・・。
家族全員が一丸となってテンションが上がっていけば全く問題はないのでしょうが、この親子のビミョ~な温度差で、「誰か、なんとかして!?」と思っていたものです。いろんな受験用の本には、「いつもどおりにしましょう」とか「メンタルサポートに気をつけて」とか「たまには、喝を入れる!」とか「合格のイメージを膨らませる」とか、いいも悪いも様々なことが書いてあります。いまだに何が正解なのか分かっていません、が(苦笑)。
この間、何気なく読んでいた本で興味をそそられるページを見つけました。
『選手兼監督』というテーマで、マラソンの高橋尚子選手、Qちゃんと小出監督のお話でした。記録尽くめだった高橋選手~Qちゃんの現役生活から小出監督との師弟関係を解消してのちの「チームQ」の結成後まで、高橋選手の失速していった記録のお話がベースなのですが、親子関係の事にも触れているものでした。
「チームQ」の特徴とは、指導者を持たずにトレーナー、調理師、練習パートナーと不安があれば話し合って事を進めていったチームです。それまで、小出監督にすべてお任せだったQちゃんにとって、「選手と監督」がすべて高橋選手~Qちゃん自身にのしかかってきたというのです。仲間と和気あいあいと走っているだけで、自分を伸ばす練習のやり方がわからない中での完全燃焼で引退に至った、ということでした。つまり、指揮官を置かずに一人で「選手兼監督」のすべての役割を担うということの難しさ、独立後の練習法に今更ながら疑問を投げかげている内容でした。
そして、気になったのが、この内容を受験生と親の関係に結び付けていたことでした。親が指示しなくても自分で考えて勉強するものを決め、試験の前には自分でテンションを高められ、自覚を持って一生懸命勉強する。息抜きが必要であればそれが自分で取れて、勉強と息抜きのけじめを言われなくてもきっちりできる。それができてはじめて親は安心して子供達を見守れるのだろうか・・・ということでした。きっと、こんなハイレベルな子供だったら、お母さんなんて必要ないのかもしれません。やはり、レベルの高い挑戦ならこそ、役割分担がとても大切なのでしょう。
受験で合格するために必要な項目として考えてみるだけでも、 |