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愛情レシピ
 
 
塾弁


『塾弁』。子供達が塾に持っていくお弁当のことを、こう呼んでいます。

 

小学校の高学年ともなると、塾では、夕方から夜遅い時間まで授業があり、途中の休憩時間に子供達はお弁当を食べます。
時間が夕食の時間になってしまいますから、ついついお弁当を夕食に・・・と考えがちですが、20~30分程度の休憩時間が食事タイムになるようなので、子供達ものんびりと食べてはいられません。ですから、塾弁はできるだけサッと食べられて、あまりお腹に負担のかからない、軽めのものでいいのではないかと思います。夕食なみに、ぎっしりとおかずの詰まった本格的なお弁当より、食べやすさをポイントにした、手軽なお弁当でOKだと私は考えます。

 

実際、私の子供達は、塾の教室が近かったので、温かいものやスープ系は、その状態で食べさせたいと思っていましたので、家に帰ってから少しでも食べさせるようにしていました。そのため、塾弁は丼系のお弁当(例えば、ショウガ焼き弁当とかカルビ丼弁当、焼き鳥丼弁当など)だったり、焼きそばやサンドイッチ、ホットドッグ弁当と牛乳…といった単品のお弁当も多かったように思います。もちろん定番のおむすび弁当(卵焼きにウィンナーに野菜等)とちょこっとおかずのお弁当もよく作りました。

お勧め塾弁 ホットドック

本格的に「よしっ!」とばかりに、しっかりお弁当を作った時などには、子供に「お腹がいっぱいになって途中で眠くなった。」とも言われて、愕然とした思い出もあり(苦笑)、簡単~手抜き弁当に限るなぁ、と思ったものです。簡単~手抜き弁当とは言っても、栄養面は考え出すと難しくて、とても気になるところなので、前回でも触れたように『五色の色の食材』を取り込んで・・・とだけ考えて作ると、さらに簡単ですよ。

 

いずれにしても、塾弁作りで大変なのは、やっぱり時間です。
早めに夕食の準備に取り掛かって、家族の夕食分から取り分ける・・・というのが理想ですが、結構、忙しい時間帯なので大変だと思いますし、お仕事をされているお母様方にとっては、塾弁を作ること自体が困難なことになってしまいます

この間、小学校5、6年生の子供さんをお持ちのお母様方とお話をする機会があったのですが、皆さん、口をそろえて言われていたのが、「塾弁作りに困る・・
・。」「仕事でなかなか作ってあげられないので、罪悪感が・・・。」 等々、やはり塾弁に関することでした。
何をしていても、忙しいお母様方が多いので、私がやむを得ずにやっていた、パパッと単品系のお弁当作りは、まんざら、間違いでもなかったのかな?と思いました。

 

我が家の子供達に聞いてみました。「塾弁」のBest 3!

塾弁BEST3

 

だそうです。どうですか?

パパッと簡単弁当を紹介してみます。

 

①カルビ丼・生姜焼き丼弁当
 
牛肉は焼き肉のタレで、豚肉は普段の生姜焼きを作る要領で作って、ご飯の上に、千切りキャベツや炒めたピーマンだったり、ほうれん草等をのせて、お肉をのせたものです。お肉と玉ねぎを合わせて炒めると、栄養価も高まり、脳の働きが強化するそうですよ。
どんぶり塾弁
②そーめん、ざるそば弁当=『ランチジャー』を使います。
ところでランチジャーって、ご存じですか?昔は、お父様方の定番だったお弁当箱で、がっしりとした筒状で、ポットのように保温がきくお弁当容器です。ご飯を入れるところ、スープを入れるところ、おかずを入れるところと、容器がそれぞれに分かれているものです。物によっては、容器と容器がくっついて

、ふたが一個しかないものがありますが、私の経験上、ふたは、容器に一個づつ付いているものの方が、断然使いやすいので確認をしてみてください。参考までに、写真をのせておきます。三人息子たちをささえてくれたランチジャーなので、くたびれかけていますが、がんばってくれたお弁当箱です。

 

ランチジャー
基本的には、ランチジャーは保温のために使いますが、暑い時期には、冷たいそーめんをご飯を入れるところに入れておきます。めんつゆはスープ容器に入れて、おかず入れに錦糸卵やねぎ、甘辛く煮たお肉など、薬味を詰めます。お惣菜の天ぷらを買ってきて、入れたりもしていました。
そうめん塾弁
これは、作り置きができるので、塾弁をタイムリーで作って上げられないお母様にもお助けのお弁当ですよ。(おかず入れのところに、おにぎりを入れておいてもOKですよ。)
③天むす弁当
 
天むすといっても、海老の天ぷらだけではありません。 何でもありです。棒状にカットしたとんかつの時もあれば、ウィンナーの時もあります。もちろんお惣菜で買ってきた唐揚げを埋め込んでおむすびに・・・などもあり、これは子供にはとても好評でした。
てんむす塾弁
これらをお弁当容器に詰めると、結構なボリュームになるので、残りのスペースが小さくなって、おかずも卵焼きだったり、ウィンナーだったりで終わります。子供の思い出は、ほうれん草の卵とじがいつも入っていたというのですが
・・・。これも親心で、栄養のある野菜を、と考えていたのだと思います。

 

学校から家に帰ってきたら、かばんを置いて、塾に直行する子供達も少なくないことでしょう。 しっかりとお弁当を食べる時間もなくて、軽めのお弁当だけでは、親としても心配だし、子供も満腹感がないだろうし・・・ と思われるようであれば、『簡単に食べられる主食系の塾弁+帰宅後の軽い夜食』の組み合わせがいいのではないかと思います。帰宅後に子供に何を食べさせたらいいのか、わからないという声も実際お聞きしました。 また、一から本格的に夕食を食べさせる時間帯でもないし、遅い時間に食べさせると、子供の肥満が心配という声です。もっともだと思います。

 

「夜食」といえば、麺類、おにぎり!と単純に発想してしまいますが、いずれにしても、塾弁はご飯やパンを中心に、できれば、肉や魚のおかずを少しでも入れてあげて、夜食は野菜をメインにしてあげると理想的のように思います。
脳が働くためには、炭水化物が分解されてできる糖分が必要です。そして、糖分の吸収を助けるビタミンB1を多く含む肉や魚があれば、なお、よろしい!というわけですが、夜食にまで、満腹感が満たされるために炭水化物系にしてしまうと、太るのは必至のように思いますので、野菜スープなど、野菜を中心として、スープのようにしてあげると食べやすいし、食欲旺盛な子供達も満足させられると思いますよ。

 

人間って、食で我慢をさせられてしまうと、ますます、食べたくなると思いませんか?(笑) きっと、子供もそうで、コントロールができない分、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく・・・で満足感を与えましょう。我が家は、具だくさんのお味噌汁やスープをよく作りますので、それを中心に食べさせていました。野菜スープや中華スープは、家族の夕食を作るついでに多めに作ってストックしておけば、それをベースに様々なアレンジができて、便利だと思います。

 

塾弁を作ってあげられないようであれば、暇な時におかずを冷凍しておいて、子供に自分でお弁当箱に詰めて持って行ってもらうというのは、どうでしょうか?

実際、私も、冷凍おにぎりをレンジで解凍させて・・・とか、単品の生姜焼きのおかずと、塩ゆでにして冷凍しておいたキャベツやパプリカ等もレンジで解凍させて、自分で詰めたご飯の上にのせて、塾に持って行かせていたこともありました。

前日の夜に作って、冷蔵庫に入れ、塾に行く前にレンジで温めるだけでいい冷蔵弁当も大助かりでした、という話も聞いたことがあります。

レンジにかけて、4時間以内に食べるようであれば、加熱後、すぐにお弁当箱のふたをしていいそうですよ。


塾弁

小学生の間のことだとは思いますが、子供が塾に通う動機、実は「母親のため」「父親のため」なのだそうです。親が喜んでくれることが、嬉しいのだそうです。
だから母親が、例えば、お弁当を作ってあげられないことで、「ごめんね」という罪悪感で接していると、子供の方も「ぼくのために、私のために、ごめんなさい。」というマイナス志向になってしまうのだとか。母親もきちんとした理由があっての上で、できないものはできない!と割り切ることがとても大切なのかもしれません。これもストレスに強くなる子供の育て方なのだそうですよ。


 

また、夜食特集~スープについて~を取り上げてみたいと思いますので、「塾弁は、パパッとお手軽弁当で!」ということで、「バランスが摂れていればOK」くらいに、肩の力を抜いて『手抜き』をしつつ、少し気楽に構えてみてください
。きっと、塾弁作りに余裕がでてくるはずですよ。