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愛情レシピ
 
 
夏休みを振り返って


この夏休み、子供達また御家族とも、どのようにお過ごしになられましたか?

お盆には、一年に一度しか会うことのできない家族に会いに行ったり、親族に会う機会があったり、風習どおりご先祖を敬い、ご先祖に感謝しつつお墓参りをしたり…。

自分たちの存在のあり方を確認するための、日本人にとっては、やはりお盆というのは 大事な行事の一つなんですね。

 

我が家は、ふっと思いついて、子供達の今まで撮りだめていた写真の整理をしました。

アルバム整理も、ずっと気になりながら、二人目、三人目などは手付かずになっていました(苦笑)。これも、自分たちの存在を確認する作業になるでしょうか!?思い立ったかのように、あらためて、子供達が赤ちゃんの頃の写真を引っ張り出して見ていると、「あの頃はこうだった。」とか「こんなのだったんだね。」とか、子供のことだけで頭の中がいっぱいで、寝てもさめても子供とずっと一緒だった頃のことを、とてもなつかしく思い出しました。

アルバム

 

あの頃の幸福感みたいなものがわいてくると同時に、親って何だか勝手だな、と感じてしまいました。

 

子供が生まれた時には、生まれてきてくれてありがとう!と感動でいっぱいで、元気で育ってくれればそれだけでいいと、『存在』だけでよかったのに、子供がひとつひとつできるようになったことに喜びながらも、歩くのが遅いとか、なかなかしゃべらないとか、今にいたっては勉強をしないとか、テストの点数が悪いだったりと、かなり欲張っていることに気付かされます。

 

諺にもあるように、「這えば立て、立てば歩めの親心」というように、這っている時は早く立って欲しいな、這っているときには歩いて欲しいなど思いもしなかったのに、立つようになると早く歩いて欲しいな、と次のステップを望んでしまうのが、親の心というものなのでしょうが、でもこんなに欲張ってばかりでは、子供もさぞかし疲れてしまうだろうと感じました。

 

 

日ごろの子供への叱咤激励をONとするならば、昔に帰って、元気でいてくれるだけで嬉しいという存在感を認める気持ちに戻るOFFの時期、少しのんびりと構えられる夏休みだからこそ最適なのでは… と思うことに。

 

本当に、どの子もかわいくて、ほのぼのとした楽しい気分になれたんですよ。
子供達も加わってきて、わいわいガヤガヤ!この時はこうだったとか、ああだったとか大騒ぎでした。あの頃は、毎日大変で、かわいいだとか、楽しいとかは、なかなかゆっくりとは味わえていなかったと思います。早く早く大きくならないかなぁと思いながら、三人の子供を連れて、走り回っていただけのように感じてきます。
あの頃の、写真の中の子供達のちょっとしたしぐさや、ちょっとした表情を見て「あっ、この子も結構、真剣な表情をするときがあったんだ」と今まで気付かなかった、忘れかけていたことも見つかります。こうした意識で子供を見つめる習慣を親がまずつけると、子供を見る目も変わってくるということです。
親も、自信をもって言葉がけができるようになることで、子供もどんどん自信をつけていきます。「信じる者は救われる」ということでしょうか?

子供を‘その気’にさせる言葉がけ~ということで、『イメージング』で潜在力を引き出せると、イメージングカウンセラーの先生からお話をうかがったことがあります。
イメージングで大切なことは、普段のありのままの親子関係で、無償の愛情を注ぐことなのだそうです。親が自分の存在自体を喜んでくれていると子供に感じさせることができるようになることで、子供がつらい出来事に遭遇したとしても、それが自分のすべてではなく、自分を受け入れてくれる人がいるということを支えとして、耐え抜くことができるということです。

親子関係といっても、三人の子供達を育ててみて感じることですが、三人三様だな、と思います。性格もタイプも三人三様で、常々戸惑うことは多いので、親子の関係も様々です。

 

写真を見ていて、思い出した事があります。

小さい頃、親子関係でよく注目される絵本の読み聞かせですが、子供のイメージ力を広げていく、情操教育としてはとてもよいと、いろいろな育児書等に書いてあります。

読み聞かせ

私も、一人目の時は、育児書に習って「おやすみ前の読み聞かせ」をやっていて、当時いいと言われている絵本を読み聞かせていました。

それが二人目になると、日々の子育てに追われはじめて、それでも母親の義務とばかりに 「おやすみ前の読み聞かせ」を形ばかりの超ハイスピードで、ただ、ただ、読んでいました。『365日のおはなし』のような絵本を買ってきて、‘何月何日のおはなし’と決まっていたおはなしを読んでいたのです。

そして、いよいよ三人目になると、読んであげないと・・・という気持ちにはなるものの
疲れ果てていて、なかなか実行ができず、結局気がつけば、自分でいくつもおはなしを書いていました。もちろん、絵らしきものと一緒に、「○月○日のおはなし。むかしむかし、・・・いったとさ。」みたいな、とっても他愛のないものですが、何だか微笑ましい思い出です。こんなのが、メモ用紙だったり、チラシの裏だったり、ノートだったり…と増えていって、母親としては‘ごめんね!’の状態でした。

 

がしかし、今となっては、どの子もイメージ力については、どっこいどっこい。国語のお勉強も???

 

子供って、マニュアルどおりにはいかないし、育児書などもあまり当てにならないものだとつくづく思います。子育ては、経験が最優先!と感じる私なりの体験です。ですから、親子関係はこうあるべきもの、と語ることはできないし、あえて、子供を育てる絵本はこれでした!と紹介することもできません。
その子が興味を持つことが、一番なのでしょうから・・・。

 

親が活字を読んでいる姿を見せないと、本を読む子供には育たないと言われています。お父さんが新聞を読む家庭は、子供も自然と新聞を読むようになるのだとか。
我が家の息子たちは、スポーツ欄しか読みません。思えば、父親も一番最初はスポーツ欄からのようですから、なんともです(苦笑)。でも、しっかり興味があるところで、活字を読んでいるということで、評価をしてあげないといけないのでしょうね。

 

昔の写真の中で、かき氷を食べている写真を見つけて、思い出したように、棚からかき氷器を探し出して、夏の終わり頃になって、再度かき氷のブームが到来している我が家です。

秋の季節を感じられるようになってきましたが、かき氷を食べながら、子供達と昔を語るもいいでしょうし、昔の絵本を見直すのもいいでしょう。

かき氷

小さい時は、教えないといけない事だらけだった子供達も、今では、子供達から教えられている事の多い、そんな親子関係もいいかもしれない、と思う最近です。
存在感を認めるOFFの気分で、親も子供も束の間、癒されたいですね。

 

これからの二学期。ますます士気を高めていく子供達にとって、OFFの過ごし方を見直して、親子関係を振り返ってみる時期も大切だと感じるし、あってよし!だと思いますよ。