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食育インストラクター大神一美の『愛情レシピ』

食育インストラクター大神一美の『愛情レシピ』 / 夏真っ盛り!注意一番「熱中症」とは!?

夏真っ盛り!注意一番「熱中症」とは!?

投稿日:2011年7月12日 14:05

例年よりも早く梅雨が明け、突然のように暑い夏がやってきました。今年の夏は“節電”が求められる中のエアコンでガンガンに冷やして…とはできそうにない抑えめの夏になりそうです。毎年先生方はクールビス実施として軽装など工夫されているようです。暑さ慣れをしていない急激な暑さというのが人体には最もよくないらしく、「熱中症」の話題があちらこちらで聞かれます。塾で勉強中の「熱中症」について心配はないと思いますが、屋外での活動も多くなってくるかと思いますので、「熱中症」について、またはその原因や予防・対処法を知っておくことも良いかもしれませんね。

なぜなる!?「熱中症」のメカニズム

「熱中症」は日射病や熱射病などの総称で、高温下での運動や労働のため発汗機能や循環系に異常をきたして起こる病気です。発汗停止とともに虚脱・けいれん・精神錯乱などを起こし、生命の危険を伴うこともあるとされています。「熱中症」のメカニズムを体温調節の仕組みからお話してみます。体温よりも気温が低ければ、皮膚から空気中へ熱が移りやすく、体温の上昇を抑えることができます。また、湿度が低ければ汗をかくことで熱が奪われ、体温を上手にコントロールすることができます。しかし、気温が体温より高くなると、空気中への熱の放出が難しくなり、湿度も75%以上になると汗をかいても流れ落ちるばかりでほとんどが蒸発しなくなります。そのため、発汗による体温調節すら事実上できなくなってしまうのです。「熱中症」は、こうして体温を調節する機能がコントロールを失い、体温がグングン上昇してしまう機能障害なのです。

 

こんな症状があったら熱中症を疑ってみて!?

熱失神

症状…めまいがしたり、失神したりする。
主な原因…高温や直射日光によって血管が拡張し、血圧が下がることで生じる。

 

熱けいれん

症状…暑い中での運動や作業中に起こりやすい。痛みを伴う筋肉のけいれん。
主な原因…汗をかくと水分と一緒に塩分も失われるが、血液中の塩分が低くなりすぎて起こる症状。水分だけを補給した時にも発生しやすい。

 

熱疲労

症状…たくさんの汗をかき、皮膚は青白く、体温は正常かやや高め。めまい、頭痛、吐き気、倦怠感をともなうことが多い。
主な原因…体内の水分や塩分不足、いわゆる脱水症状による。死に至ることもある熱射病の前段階ともいわれ、この段階の対処が大事。

 

熱射病

症状…汗をかいておらず、皮膚は赤く熱っぽい。体温は39℃を超えることが多い。めまい、頭痛、吐き気のほか、意識障害、錯乱、昏睡、全身けいれんなどを伴う。
主な原因…極めて緊急に対処し、救急車の手配。

 

「熱中症」は夏だけの病気ではなく、激しいスポーツや重労働の場合は季節を問わず、いつでも起こり得るそうです。自分で気をつけるのはもちろん、周囲の人同士で気をつけ合うことが何よりも大切なのだそうですよ。やはりこどもたちの体調管理は頑張りたいところです。

大神一美

広島市在住。7年間、有名クッキングスタジオで料理講師やトレーナーを務め、現在も食育インストラクターとして活躍中。当院の保護者サポートスタッフの一員で、『合格ふりかけ試食会』などのイベント実施や、白石オリジナル『塾弁』プランナーとして保護者や生徒に喜ばれるサービス向上に力を注ぐ。プライベートでは三人の息子の小学・中学・高校・大学受験の塾通いを経験し、母親としても奮闘中。

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