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代表永田の思考整理本紹介『ラジカルロジック』

2012年2月の記事一覧

紹介本『ディズニーの教え方』

投稿日:2012年2月 6日 21:53

 1年ほど前に社員研修のヒントを得るために購入した本ですが、なんと今では50万部突破という話。ディズニーランドは時空を超えたファンタジーの世界観で老若男女を魅了し続けていますが、やはりその優れた職業観と運営ノウハウの洗練度で巷のビジネスマンまで啓発させているようですね。ネームバリューもありますが、そうでなければビジネス書でこの数はあり得ないでしょう。


 タイトルのトップに「9割がバイトでも最高のスタッフに育つ~」とありますが、今のこの時代、正社員だから仕事が出来てアルバイトだから仕事がテキト~なんてステレオタイプな考えをもった大人はいないと思いますから、私もここには反応しないのですが、「なぜどこにもゴミが落ちていないのか?」「毎日同じ仕事なのに、なぜいつも一生懸命できるのか?」「なぜ雨の中でも屋外ステージの椅子を拭くのか?」という職務というものの本質に答えてくれそうなところに惹かれたのです。現象面として彼らの取り組みが素晴らしいことは分かっている、しかしなぜそれが四半世紀も徹底できるのか、その部分において。まして我が社のように全員が正社員教師で運営する学習塾であれば、ランドのアルバイト連中に到達できて私たちが到達できないわけにはいかない、そういう無謀な対抗心のようなものを持って読み始めましたが、結論から言うと、むしろ正社員である自負が逆に進歩を遅らせるのでは、との不安が頭をよぎります。それは我々が教育というサービスを主たる仕事としているゆえに、自身が教える側になりすぎてしまって頭でっかち、シンプルに正しいことをシンプルに反復徹底できない変なプライドまで身にまとってしまったのではないか、と。我が社も基本動作にはかなりうるさい社風があると自負していますが、やはりここの仕組みやミッションを徹底していく思想なようなものの完成度は群を抜いておりますね。もう雲の上。それはディズニーという唯一無二の存在に憧れ、そこに関わることに誇りを持ち、そして仕事の中心に楽しむことができる世界があること、それが可能にしてくれる人材教育なのでしょう。そういう場が実現されていること、本当にうらやましい。


  「教えることが好き」であることが優れた社員教育の基盤になっている、と本にありますが、実は我々も間違いなくそういう人種です。しかしそれは生徒に向かっているだけではなく、上司から部下、先輩から後輩にも当てはまるかどうか。良い指導を個々が達成するのは当たり前、職員全員がディズニーランドのように高い次元で平準化できるか。ここらで定期点検の時期のようです。

 


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永田英樹

1970年生まれ兵庫県宝塚市出身。関西学院大学を卒業後、大手住宅メーカーに勤務。平成16年に白石学習院に入社し、平成20年に代表就任。自身も中学受験・高校受験を経験し、受験学習の厳しさと楽しさの両面を熟知。幼少期からスポーツ(野球)や音楽(バイオリン)などの習いごとをしてきた経験もあり、極端な知育偏重主義には異を唱える。またプライベートでは二児の父親でもある。

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