■日時■
平成21年2月22日(日)午前8時30分〜午後5時
□小5第2回答案練習会
□小4チャレンジ模擬試験
□2008年度第2回受験情報説明会
■場所■
学校法人安田学園 安田女子中学高等学校
中学受験終了からおよそ3週間、小雨のぱらつく2月22日(日)、午前8時30分より「スタートWAVE2009」が開催された。早朝の安田女子中学高等学校には、新たに受験生となる小学5年生が、一足早い「入試体験」に続々と集まった。
強まる雨脚にもかかわらず、午後2時を過ぎる頃には「小4チャレンジ模擬試験」に臨む小学4年生が集まり始め、会場の熱気はますます高まった。
午後3時、『受験情報説明会〜中学入試ホット情報』が開会した。会場となった安田学園 安田リヨウ記念講堂には、来る中学入試に期待のふくらむ5年生を始め、多くの保護者、児童が詰めかけた。
初めに、当院の教育理念にご賛同いただき、会場をご提供いただいた安田女子中学高等学校の水野善親校長より、ご挨拶のことばを頂戴した。
ともすれば忘れてしまう情報でも、あきらめることなくコツコツと繰り返し積み重ねることで、単なる知識から知恵として身に付けていくことが必ずでき、子どもたちは成長していく。
安田女子中学高等学校における子どもたちの輝きにもふれながら、学園訓「柔(やさ)しく剛(つよ)く」にふさわしい、興味深く暖かいエールで締めくくられた。
読書感想文コンクール、SGチャンピオンシップ、e−チェックと、当院の取り組みにおいて優秀な成績を収めた生徒の表彰のあと、読書感想文コンクールにて最優秀賞に輝いたKさんにインタビュー。国語科主催の読書大作戦に老いても46冊の驚異的な読書量について聞かれると、「1冊の本を読んでいるうちに、おもしろくて別の本を読みたくなる。」とその秘訣を披露した。
続いて、当院代表永田英樹より挨拶。2009年中学入試実績の報告のあと、2010年度入試において最難関校を目指す生徒たちのために、「スーパートレーニング会」をより進化させていく方針を打ち出した。
また、引き続き「白石の中学受験」−生徒本位であること・チャレンジを歓迎すること・成長の証を感じられることーに全力で取り組んでいくことを約束した。
スクリーンには「We Can Fly」のロゴが映し出され、「さあ、今日からやるぞ」と場内の保護者、児童を巻き込んだ。
場内の空気が暖まったところで、平成21年度入試概況、各科目の傾向と対策へと会は進んだ。
入試解禁日に広島大附属中入試が行われた昨年度のような大きな混乱はなく、志願者数、合格者数もほぼ例年通りに落ち着いた。
補欠の繰り上がり合格が少ないことからも、各学校とも広島大附属中の抽選廃止から3年目にしてようやく受験者の動向が読めるようになってきたと報告。そんな中、昨年9月、新校舎への移転を終えた広島なぎさ中人気の高まりや、安田女子中の自然科学探究コース新設による、合格者の学力水準の上昇が目をひくと概況を述べた。
●国語(国語科主任:坂田伸也)
近年は、語彙力や語句・文法の知識を意図的に問う学校が増えている。また、読解、特に物語文においては、「入試によく使われる作品、作家」というものがある。もちろん、内容を理解し、論理的に問いに答えられる「読解力」は必須である。
1.「漢字チェック」「語句文法プリント」を反復し、知識を確実に身に付ける。
2.「入試でよく使われる作品リスト」やe−チェック「読む蔵!」を活用し、積極的に読書に取り組む。
3.授業をよく聞き、「読解チェック」に代表される個別添削プリントで演習を積み、実戦的な「読解力」をつける。
●理科(理科主任:森本健一郎)
難易度は下がったものの、考察力や分析力を要求する問題が引き続き多く出題されている。単純な暗記にとどまらず、現象の理解や科学的な思考の裏打ちが必要である。また、死角になりがちだが、教科書内容を確認する出題も多い。
1.授業を真面目に聞く。解くパターンを整理して、「思考小問スピードアップ問題演習」で手順を身に付ける。
2.日常においても、現象を意識する。また、学校の実験・観察に積極的に取り組み、まとめることで、「考察力」や「分析力」を養う。
3.e−チェック「カイバくん」を使って、理解しながら基本語句を定着させる。 さらに、「基本語句確認チェック」で確認する。
●社会(社会科主任:中野正裕)
地理・歴史・政治に関する標準的な出題が7割以上を占める点に変化はなく、大幅な問題形式の変更もない。志望校突破のカギは、やはり基本レベルの積み上げである。さらに上位校を目指すなら、「情報分析」「ご当地問題」「時事問題」への対応も必要である。
1.e−チェック「カイバくん」で基本レベルの暗記を徹底する。「歴史重要史料チェック」などで十分な演習を積む。
2.「単元別演習プリント」や「ご当地問題プリント」で「情報分析」や「ご当地問題」に対応する力を付ける。
3.新聞の1面に毎日目を通したり、NHKの週刊こどもニュースを見たりして、ふだんから身の回りの出来事にアンテナをはり、12月には「時事対策プリント」で入試に備える。
●算数(算数科:上田康生)
学校によって問題量に違いはあるものの、基本的な計算題を速く、正確に解くことが要求される。また、小4、小5で学習する基本的な問題も、合否に大きく関わる傾向にある。
1.授業に集中し、指導される重要なポイントをしっかり頭に入れる。
2.「基本のチェック」や「スピードアップ演習」などで演習を積み、基本から標準レベルの問題での得点力をつけておく。
生徒、保護者とも実際の入試問題に触れながら、各科目の話に聴き入る姿が印象的であった。
最後に、午前中に行われた「小5第2回答案練習会」の成績優秀者が発表され、ステージに上がった4人に永田代表から表彰状が授与された。会場は賞賛の拍手と22年度入試に向かう受験生の熱気に包まれ、大胆な進化を打ち出す白石学習院への期待で満たされながら、閉会した。
終日雨に見舞われたものの、「小4チャレンジ模擬試験」に挑んだ4年生、「第2回受験情報説明会」会場を後にする5年生、保護者の表情には、それぞれの意欲や闘志、希望がたたえられていた。