| 第1部は中学入試、第2部は高校入試。梅雨明け間近、真夏日の強い日差しの下、昼過ぎから生徒・保護者の方々がぞくぞくと詰め掛け、1部2部合計で約1000名の参加者。午後1時開始、会場はたちまち満席、全体会への期待の高さがうかがわれた。 |
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| 今年のテーマは「将来へのチャレンジ」。文部科学省主導の教育環境がめまぐるしく変わる中、的確な情報をもとに個々の生徒の将来を見据え、中学・高校を選び、受験という大きな試練を積極的に捉えて、より高い目標に“チャレンジ”してもらいたい。 |
| 保護者や生徒の高い関心に応えるべく、魅力ある教育内容そして選ばれる学校をアピールすべく、公立・私立の中学校・高等学校の先生方にご参加いただいた。 |
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開会後、まず白石学習院学院長の挨拶。白石学院長は、サッカーワールドカップ出場決定で一躍その名を知られた、ガンバ大阪の大黒将志選手や、同じくサッカーワールドユースで活躍した、筑波大学の平山相太選手を例に、“一途さ”すなわち強い意志力と粘り強さの大切さを紹介。 |
| そして「この夏期講座では、基礎力を蓄えることと弱点補強を徹底しよう。そして、この全体会を夏期講座に向けてのけじめとなる会にしよう」と、激励をおくった。 |
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| 続いて、SGチャンピオンシップ連続チャンピオン、読書感想文コンクール最優秀賞、速脳速読トレーニング奨励賞、 中学生模擬試験各学年総合成績優秀者の各種表彰が行われた。 |
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| 第1部では公立・私立中学校の先生方をお招きしてのパネルディスカッション「今、なぜ中学受験が必要か?」。 |
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広島県立広島中学校(濱田 一路先生)、広島学院中学校(李 聖一先生)、ノートルダム清心中学校(門野 光伸先生)、広島工業大学附属中学校(角島 誠先生)、修道中学校(山内 俊二先生)、広島女学院中学校(星野 晴夫先生)、そして当院からは白石学院長、進行は小学部事業プランナー生方が務めた。
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| 第2部では公立・私立高等学校の先生方をお招きしてのパネルディスカッション「今どきの高校受験とは?」。 |
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| 広島県立広島高等学校(豊田 由之先生)、広島県立広島国泰寺高等学校(小西 省一先生)、広島市立基町高等学校(菅本 和秀先生)、広島工業大学附属広島高等学校(梶川 裕治先生)、修道高等学校 (山内 俊二先生)、広島城北高等学校(中川 耕治先生)、山陽女学園高等部(石田 孝樹先生)、また当院の石井受験システムマネージャーと中学部事業プランナー高松により進めた。 |
| 参加いただいた各校とも、限られた時間ながら、各学校の特色や様子などをアピールしていただき、当院からの質問にも明快に答えていただいた。 |
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この後、各中学校・高等学校の生徒による「在校生学校アピール」。各学校の授業や部活のこと、名物先生、一番楽しいこと、また自慢できることなど、司会進行のリードのもと、時には爆笑回答などもあり、会場の未来の生徒たちも、各学校の楽しい一面を知ることができた。 |
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| 以下、第1部・第2部のパネルディスカッションの内容を簡潔にまとめてみた。 |
| 第1部パネルディスカッション 「今、なぜ中学受験が必要か?」 |
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| まず、舞台正面の大スクリーンで、「今の子どもたちを取り巻く教育環境」についてのスライドとナレーションによるプレゼンテーション。平成14年実施の新学習指導要領「ゆとり教育、生きる力の育成」による、小中での学習内容の大幅な削減、時間数の短縮による学力低下への不安と現実。一方で大学受験における高校授業内容の負担増、そうした中で、中高6ヵ年一貫校の柔軟なカリキュラムによる指導の優位性を紹介した。 |
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| スライドによるプレゼンテーションを受けて、白石学院長が各中学校の先生方に「中学受験の意義」について伺った。 |
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中学受験の意義は、「中高連動した効率的な学習ができる。」「より高い望み実現の環境があり、大学受験に有利である。」「さまざまな負荷に対して、生徒を精神的にも大きくする。」「良き級友との出会いがある。」「クラブ活動も中高一体となって、下級生の指導など積極的になれる。」「国際社会に対応できる人間形成を目指すには、やはり一貫した6ヵ年という期間は大切である。」 |
| いずれも、自校の例を紹介しながら教育環境の良さを強調されていた。 |
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| 続いて、各中学校の学校アピール。 |
| 修道中学校 |
「人によってさまざまなイメージがあると思うが、一言で言えば、多くの生徒が一様に“修道は楽しい”と。進学校であると共に部活もさかんな、多様性かつバランスのとれた学校である。」 |
| 広島学院中学校 |
卒業式の日に、ある生徒が6年間弁当を作ってくれた母親に感謝したエピーソードを紹介し、「1つ1つていねいに手をかけていく教育、人と人とのつながりを大切にしていく学校である。」 |
| 広島女学院中学校 |
女学院中学の起源の簡単な紹介の後、「聖書の時間=周りに目を向けて生きる。また国際社会に生きるために、国際交流などを含めた英語教育を通じてのさまざまな人づくり、成長していくことを発信している。」 |
| ノートルダム清心中学校 |
「“MJプログラム”−感謝する心、学ぶ心、支え合う心、奉仕する心を育むために、カトリック学習や文化学習を行っている。礼儀や感謝する気持ちが自然と行動になって出ている、このような生徒になってもらいたい。」 |
| 広島工業大学附属中学校 |
「生徒たちは行事や部活を一生懸命にする。学ぶ楽しさや自分の成長が実感できる授業である。将来社会に出て、自分は何ができるか。そのために、国際性、創造性、自己発信できるように、さまざまな“しかけ”を与えている。」 |
| 広島県立広島中学校 |
「まだ2年目の学校ではあるが、校訓の“高い知性・豊かな感性・強い意志”のある、そしてグローバル化の中で自己決定、自己責任の持てる生徒を育成していきたい。また、挨拶や身だしなみなどマナーの“美しさ”を大切にしている。」 |
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| 各中学校への質問。(生徒・保護者の皆様への事前アンケートから一部のみ紹介) |
| ●創立50周年の広島学院中学の来年度入試制度の大幅な変更は? |
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まず定員は、188名きちんととりたい。傾斜配点の採用は、子どもたちの算国にかけるエネルギーや最近の教科内容から判断して、算国120点、理社80点が適切であるとの判断。また、面接の廃止は連日入試になる子どもたちへの負担減を考慮した。 |
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| ●ノートルダム清心中学の場合に学校調査書“重視”の意味合いは?面接は? |
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調査書は、いろいろな角度から生徒を見たいので従来どおりの評価は行う。(配点化されてる可能性−当院予想)また、面接は今どきの小学生の考え方を知る上で、とても先生たちに好評である。ただし、面接で落ちることはないようだ。 |
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| ●広島工業大学附属中学の、国語と理科の問題が難化しているが? |
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国語では、生徒の思考力や表現力をみるためのユニークな出題をしているが、今後もこの傾向はかわらない。理科でも、データから推論して考えていくような生徒を望んでいる。(ただ、今年の入試にあった、割り切れないときの必要桁数表示など、もう少し生徒への配慮を、という当院からの強い希望を伝えておいた) |
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| その他「広島県立広島中学校の入試日程と倍率」「広島女学院中学校の英語教育」「修道中学校の算国の問題の難易」などの鋭い質問に、時にはうまくかわしながらも、どの先生も快く答えていただいた。客席では、熱心にメモをとられる保護者もあった。 |
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| 第2部パネルディスカッション 「今どきの高校受験とは?」 |
| 1部と同じくスライドとナレーションによるプレゼンテーションの後、まず、石井受験システムマネージャーが「入学後の生徒の学力低下はないのか?」伺った。 |
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| 「以前と比べて全体的な低下はしていないが、教科でみると、数学では習ってない内容があったり計算力の不足、英語では文法力や語彙力の低下を感じる」「知識の不足は確かにあるが、学ぶ意欲を身につけているかが大切である」との回答。 |
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| また、「大学受験は難化したか?一方で大学全入時代ともいわれる」ことについて。 |
| 「ほとんどの大学が利用するセンター試験は受験科目が増え、どの教科も満遍なく勉強する、苦手科目をつくらないこと」「どこの大学でもよければ“全入”ともいえるが、皆が行きたい大学・人気のある大学はむしろ難しくなっている」「高校入試は大きなチャンス、このがんばりが将来に必ずつながる」との回答。 |
| さらに広島にスポットを当てたスライドで、「公立高校の全県一円という学区変更、絶対評価の調査書の扱いなど」についての問題提起後、将来の大学受験や夢を叶えるためには、志望校選択とその高校での3年間をどのように過ごすかがとても重要であるとして、各高校の特色などをアピールしてもらった。 |
| 各高等学校の学校アピール。 |
| 広島工業大学附属広島高校 |
「数年前から実践している21世紀型高学力の養成、つまり社会に出て必要な能力=興味を持ち→じっくり考える→創造する力をつけることである。そして国際性の涵養、創造力の錬磨を実現させるために、普段の学校行事やクラブ活動の中に、多彩な学びのチャンスがある。」 |
| 山陽女学園高等部 |
「部活がさかんで、特に女子サッカーやマーチングバンドなど集団で行うクラブは、全国大会に出場するなどの活躍が目立つ。また、女子校の良さといえば、何事も自分たちで創っていくという姿勢、自主性が育つ。入試内容については、9月10日(土)の入試説明会にぜひ参加していただきたい。」 |
| 広島県立広島高等学校 |
「学校目標は、@生徒・保護者の学校満足度90%以上、A生徒の授業満足度80%以上、B1期生国公立大学合格者数70%以上としている。設備などのハード面だけでなく、教師・生徒共に新しい学校を創るという意欲に溢れている。8月25日(木)のオープンスクールに是非来て頂きたい。」 |
| 修道高等学校 |
「“ハイリスク・ハイリターン”。定員枠の少ない高校から入る生徒は、内部生との進度差により、いきなり厳しい環境が待っている。しかし、そうした環境に立ち向かう、頑張る生徒が多い。結果、大学受験でも東大・京大などの難関大学に合格する生徒が多い。そういう意欲のある生徒に多く入学してもらいたい。」 |
| 広島城北高等学校 |
「まず、すばらしい設備の完備した新しい校舎に足を運んでいただきたい。高校を選ぶ時には、その先の大学、さらに社会に出たときまで考えなくてはならない。城北高校は、毎年大学の先生を招いての体験講義など、さまざまな試みにより、将来の夢を叶えるためのチャンスを広げてくれる高校である。」 |
| 広島県立広島国泰寺高等学校 |
「“文武両道”、勉強と部活の両立。運動系はもちろん、最近では理系クラブも全国大会に出場するなどの活躍。国公立大学実績は現役合格が129名と年々増加。運動部の生徒も約4割の生徒が国公立大学へ。全国トップレベルのスーパー・サイエンス・ハイスクールとして、国際的な科学者や技術者の養成を目指す。 |
| 広島市立基町高等学校 |
「普通コースと創造表現コースそれぞれ、お互いを尊敬しあう、とてもいい雰囲気で学校生活が送られている。国公立大学進学が圧倒的に多く、さらに難関大学への合格を増やしていきたい。クラブ活動もさかんで生徒の約87%が入っている、勉強と部活が両立できる学校である。目標を持った生徒に来てもらいたい。」 |
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| 各高等学校への質問。(一部のみ紹介) |
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●学校調査書が相対評価から絶対評価に変わって、公立高校の扱いに変更があるか? |
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以前の相対評価では中学校間格差があった。絶対評価になり、むしろ学力に比例した評価になっているように思う。内申点の扱いは、従来どおりで変更はない。 |
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| ●基町高校など人気校は選抜Tの倍率がとても高いが、選抜基準は? |
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調査書の基準、面接もあるが、大きな差になるのは小論文や作文である。選抜Tで合格したいなら、しっかり練習をしておく。また、選抜Tで合格できなくても、定員の80%は選抜Uで合格している。内申点の基準が高いイメージがあるが、意外とそうでもない。5教科の実力をつければ、いくらでも到達できる。自分の望みをあきらめず、この夏頑張ってもらいたい。 |
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| その他「山陽女学園高等部の複数回受験のメリット」「広島城北高等学校や広島工業大学附属広島高等学校の高校定員削減や生徒層の変化」「修道高等学校の併願入試」「広島県立広島高等学校の具体的な取り組み」などについても質問した。反対にパネラーからの生徒に質問もあったが、会場にいる多くの中学生も挙手するなど、熱心に聴いていた。 |
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| 今年の特別ゲストは、ノートルダム清心高等学校合唱部の皆さん。 |
指揮は、門野 光伸先生。
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| 曲目は、 |
| 1.「島唄」 |
| 2.「恋のメドレー」 |
| 3.「風になりたい」の3曲。 |
| 第54回全国合唱コンクール金賞受賞など、多くの大会で過去何度も輝かしい実績を持つすばらしい合唱に会場は感動、 そして割れんばかりの拍手であった。 |
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最後に、恒例の白石学習院教室紹介とクイズ大会。 |
| 教室紹介は、各教室の室長によるこの夏に向けての意気込みの披露。クイズ大会も盛り上がって、白石学習院の生徒たちの元気のよさを改めて実感した。 |
| 小学部・中学部それぞれ約2時間の全体会は、さまざまな内容で進行したが、終了後の生徒は、外の暑さに負けない“この夏に向けてのアツイ思い”を胸に、また保護者の方々も納得・満足の笑顔で会場を後にされた。 |
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