| 2005年度 広島県中高一貫校「学校ガイダンス」報告 | |
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■2004年9月23日(祝)午前10時〜午後4時 ■場所;中国新聞ホール・会議室 ■主催;中国新聞社、特別協賛;白石学習院・鯉城学院 |
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第1会場のホールは、各学校先生方・生徒を中心とした「本音トークコーナー」と題した5部形式パネルディスカッション。第2会場は、各学校と白石学習院、鯉城学院の個別相談コーナー。別室に学校紹介パネル展示コーナーも設けられていた。 |
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−各学校の特色は? 登下校時の正門での「礼」や校内での挨拶など礼法の指導、掃除、訓話(安田女子中・高等学校)など、各校とも礼儀正しさ、他への思いやり、自立など建学精神に基づいての女子教育がなされている。 −教育実践例を具体的に 大学進学指導に向けての改革としてカリキュラムや行事の見直し、習熟度別少人数クラスの実施(比治山女子中・高等学校)。英語教育の基本は国際交流、英語検定の高い合格率や英語を身につける行事も多い(広島女学院中・高等学校)。授業前の自分を見つめる時間、朝読書、土曜講座などの学力をつける指導、国際交流などにも力を入れる(安田女子中・高等学校)。特に英語は入学したばかりの中1には難しいが、段階を踏んで身につけられるようさまざまな現場での工夫、最終的にはかなりのレベルの力がつく(ノートルダム清心中・高等学校)。 −来年度中学入試について 安田女子中・高等学校;オープンスクールは、安田を知ってもらうためのもの。昨年のような入試Tでの判定には使わない。 比治山女子中・高等学校;選抜T(専願、一般)、選抜U(一般)と二度の入試を行う。面接は1人当たり5〜10分程度で、会話の中から人柄をみるために行う。 ノートルダム清心中・高等学校;調査書・面接も重視、今年の面接はテーマを与えての1分間スピーチ。内容や立ち振る舞いなどをみている。 面接は、あまり緊張しないで思ったことがきちんと発表できればよい(中岡先生)。 −来年度入試の注意点は? 3〜4校と複数受験することと、入試が重なる学校があるからどこを受験するかは塾とよく相談すること。女子は短期決戦の連続入試、次々と入試があるが、済んだ入試は後に引きずらず、最後の1校が終わるまで気を抜かずに受験すること。(白石学習院) 最後に、なかなか知ることができない、例年の各校の補欠者の人数を報告してもらい、終了した。 |
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−学校紹介 21世紀型の高学力、すなわち基礎知識の上に、いろんなことに興味を示し、考え、新しいことを造りだす教育をめざしている(工大附属中・広島高等学校)。3年前からの改革で大きく変化。シラバス、目標を数値化し公表するなどの情報公開、個を大切に、達成感の味わえる指導を実践している(武田中・高等学校)。広島県の公立学校の教育改革の先導としてスタートし、ハード面や生徒の学力のみでなく、生徒が明るく挨拶の飛び交う、モラルやマナーにも力を入れている(県立広島中・高等学校)。 −具体的な教育実践例は? 自然体験合宿(グループ活動での創意・工夫や発表)や交換留学(異文化の認識や新しい発見)など体験型学習を重視している(工大附属中・広島高等学校)。中1からネイティブの教師の指導、中3では3週間の語学研修を行うなど英語教育に力を入れている。(武田中・高等学校)。少人数指導・55分授業。月2回の土曜日や夏休みの特別講座はほぼ全員が参加。家庭学習時間は、中1=2時間、高1=3時間。また、ことばに関する選択講座では論理的思考力を養っている(県立広島中・高等学校)。 −来年度入試について まず、白石学習院から注意点として、@1月下旬、女子はもちろん男子もほぼ連続型入試であるから、コンディションを万全に整えて臨みたい。A工大附属と崇徳と安田女子、県立広島と広大附属は、同日入試。塾の教師によく相談して受験校選択をしたい。 工大付属中・高等学校;専願受験は、従来の保護者の願書への志望理由に加えて、本人にも志望理由を求める。 県立広島中・高等学校;適性検査T・U、調査書、面接すべて点数化して、総合的に判断している。詳細は11月20日の学校説明会に参加してもらいたい。 武田中・高等学校;1月16日の入試は、海田会場を設けているので広島市内の生徒も受験しやすくなる。また、自然の中の立地の学校はJRで広島駅から約50分と意外と近い。 最後に、白石学習院から各中学校に質問がなされたが、特に県立広島中学への入試内容については、「どうしてあのような、他の中学校とは大きく違った検査なのか?」とかなりつっこんだ質問であったが、「論理的思考力や表現力ができる、ことばの力を持つ生徒がのぞましい」との解答であった。塾ならではの質問に、会場の保護者は身を乗り出して聴き、メモを取っておられた。 |
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第3部と第5部では、生徒たちの本音トークコーナー 各中学校の生徒たちに登場してもらい、「各中学校の好きなところ、変えて欲しいところ」「校則や先生や先輩に対する敬語などの礼儀」「現在の家庭学習の時間や受験勉強はいつごろからやる気になったか?」など爆笑ありの楽しい時間であった。 |
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第4部 先生方の本音トークコーナー<男子校> 参加校は、修道中・高等学校(土岸弘典先生)、崇徳中・高等学校(関千秋先生)、広島学院中・高等学校(倉光望先生)、広島城北中・高等学校(中川耕治先生)。コーディネーターは鯉城学院が担当。 −学校紹介 歴史が古いのでOBがもっとも多い(修道中・高等学校)、“心の崇徳”、人格の基礎を育成する(崇徳中・高等学校)、完全中高一貫制で、全学年とも4クラス、適正な生徒数でしっかり見ていく(広島学院中・高等学校)、中学生から幅広い関心を持たせ、将来の進路の指導を行っている(広島城北中・高等学校)。 −男子校の今、5つの変化 @校舎…改築や新築が進む。 やはり、生徒の教育環境としてのハード面は大切である。全室冷暖房完備改装中の学院中、城北、崇徳、修道中高では生徒にとってさまざまな快適空間を配備した新校舎が完成。 A先生方…若い先生が増え、学校が活性化している。 修道中高、学院中高でも若い先生が増えてはいるが、ベテランと若い教師それぞれ持ち味を出しながら連携して生徒指導に当たっている。 B生徒気質…男子校といえば昔からバンカラ風の生徒が多くいたが。 崇徳、修道中高の例でみると、以前よりスマートにはなったものの、今風なりに活力のある生徒は男子校に多いのではないか。 C勉強…勉強の量や内容が多いので大変だといわれているが。 城北中高では教師が生徒一人ひとりにこだわってしつこくやらせる。修道中高は全学年を初級・中級・上級と分け、段階を踏んだきめ細かな指導をしている。学院中高の勉強は以前と全く変わらないものの、自分から進んで行う生徒を育てていきたい。 D自由と規律…生活指導など自由より、やや厳しくなっていないか。 修道中高は伝統的に生徒の自由を大切にはするが、最低限のマナーは教えなくてはならないと。また、崇徳中高では当たり前のことを当たり前に率先してできるよう指導している。 −2005年度入試について 崇徳中・高等学校;前期(併願)、後期(専願)の2度の入試を行う。 城北中・高等学校;合格と同時に補欠発表はするが、繰上げは2月7日以降に連絡する。 学院中・高等学校;今年は大幅に入学者減だったが、合格ライン上の生徒人数により読み違いもある。 修道中・高等学校;独自のCTは、人の話をきちんと聴けるかどうかを把握する入試で重要と考える。 最後に、「合格ライン1点差に多くの生徒がいるが、答案で気をつけることは?」という質問に対して、学院中高の倉光先生は「とにかく、文字を丁寧に書くこと。」と、まさに多くの男子受験生にありがちな注意点、採点現場のメッセージであった。 |
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