3月23日実施

 3月23日(土曜日)国際会議場ダリアにて定員一杯の受講生350名で開催した。当日は山口や呉からの参加もあり,大盛会であった。
 まず,当院学院長からあいさつがあった。2004年からの大学の独立法人
化とそれに伴うセンター試験5教科7科目という入試形態に変化することにより,国公立大学や有名大学の入試はさらに難化することは必至であり,先手必勝策が大切だと力説した。早い時点で今後の大学の方向性をしっかり把握して,着々と準備をしていこうと励ました。
 第1部は全国3万人の受講生に人気を博する安河内先生の講義。先生はカジュアルで個性的ないでたちで,さっそうと登場した。
 序論として英語はだれでもものにできることを自分の体験をもとに話を進めた。九州出身の先生は,高校生の頃,登山部に所属。まったく勉強とは縁がなかった先生の英語との出会いや目覚めをお話いただいた。
 次に英語は健全な体と頭脳と努力があれば到達できると豪語されるわけを1.文法 2.単語・熟語 3.英作文 4.長文の4つの分類に分け,それぞれのコツをわかりやすく解説いただいた。詳細は先生のノウハウのため公開はできないが,英作文では1日1文暗唱の勧めを行ない,そのコツを身につけるための例文暗記を受講生全員で取り組んだ。また受講生に発表させるなど緊張あふれるひとコマもあった。さらに長文読解では音読の重要性とその手法を細かく指導した。そして大学合格だけではない本物の英語習得を目指そうと締めくくった。受講生のほとんどが先生の一語一句に夢中になり取り組んだ90分授業+α。感動の連続であった。
 第2部では,広島大学大学院教育学研究科深沢先生をお招きし,高校生代表高山君,当院学院長白石,高校部部長國本によるシンポジュームを行った。マクロ的な観点から広島大学入試の英語分析までを包括的に行なったため,前半は飛ばし気味で会を進め,後半では入試の鍵を占める英語における深沢先生のコメントや考え方を披露いただいた。
 前半では,これからの日本社会における高等教育(大学や大学院)の重要性や大学の構造改革に伴うトップ30を目指す国公立大学や有名大学の入試難化現象と,科目増加となる5教科7科目のセンター試験対策,また今後の社会で必要とされる職業紹介などを含め,志望学科選定における「今の受験生の動向」を説明した。そして後半はどの学部でも入試突破の鍵になる英語,特に日本語要約とテーマ英作のコツをかなり時間を割いて話を進めた。日本語要約ではキーになる単語を見つけ出し,解答に導く手法。テーマ英作文では結論を頭に書き,理由づけを行なう英語作文の基本を身につけることを勧めた。具体的な例として高校生の高山君の解答を深沢先生が分析し,よい事例とよくない事例を解説し,10点満点で評価された。どの受験生にも共通する内容が多く,大学側の採点要領がよく理解できた。特に論理力と自然な日本語・英語を身につける習慣を身につける大切さを学ぶことができた。第2部の締めとして,国公立大学・有名大学合格のために安河内先生を始め東進衛星予備校講師陣と当院教師陣が生徒さんをしっかりフォローする約束をした。
 第2部をつぶさに聴講いただいた安河内先生から,「この全体会をよかっただけではなく,聞いた内容を即実行しよう。」と最後の一言が受講生にあった。受講生からの大喝采のうちに2時間30分の全体会のすべてを終了した。
 非常に内容の濃かった全体会。Easy come, easy go(た易く手に入れることのできるものはすぐ消える)という言葉があるように,安易な目標を立てず,高い理想の実現を目指してほしい。そのためにも安河内先生の勉強法や深沢先生が指摘した英文の解法や英作文の導入手法など,聴講生のみなさんが,できるところから一つ一つ実行してほしいものだと思う。
 長丁場の全体会を受講した生徒の皆さん,お疲れ様でした。そして勉強に対する意気込みをたくさん書きつづってくれたアンケートありがとう。


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